今日は、母のガラケーからスマートフォンへの切り替え(といっても高齢者向けの「楽々フォン」)に同行しました。
たかが機種変更であったにもかかわらず、複雑な料金プランの説明と、ほとんど必要性のないオプションプランの提案。
1時間と見込んでいた時間が、倍の2時間もかかりました。
しっかし、あんな複雑な話を高齢者の方は理解できるんですかね?
デジモノ大好きで、Wi-Fi設定やMVNO契約などを自分で行っている私でさえも理解できない複雑な体系になっているので、おそらく高齢者の方はほとんど理解できてないと思います。
にもかかわらず、ガラケー時代と比較して、毎月料金が2倍以上に膨れ上がり、ほとんど使用しないデータ通信料を余計に負担させられることに。
日本の通信業界は3社寡占状態から、最近は、多数のMVNOの市場参加によって競争が激化しつつありますが、結果として、デジモノや通信に弱い情報弱者への負担増という形で、業界全体の収支バランスを取っているような感じがしています。
「消費者の選択」も適切な判断ができる情報を与えなければ、結局は、キャリアに食い物にされるだけの不安感を覚えました。