猫の胸水(リンパ腫) | 大橋動物病院(幸手市)のブログ

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動物取扱業登録 第71-0132号

呼吸が苦しい初診の猫。

レントゲンで胸水があって肺が広がらないことが分かりました。

十分な酸素とガス麻酔で胸に針を刺して胸水を抜きます。

150㏄ほど抜けました。

抜いた胸水を遠心分離して細胞を調べます。

大量の大型のリンパ細胞

核分裂を起こしている活発な悪性細胞も見られ

胸水を抜いた後に心臓の前後に大きな腫瘍が見られます。

少し呼吸は楽になりましたが胸腔内リンパ腫と診断され予後は厳しいです。

幸手市 大橋動物病院