オス猫の尿道結石 | 大橋動物病院(幸手市)のブログ

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動物取扱業登録 第71-0132号

初診の雄の黒猫君。数日前から調子が悪いようで、触診ですぐに膀胱が固くなりおしっこが出せない状態であることが分かり、麻酔下で尿道カテーテルを入れます。

尿道結石が詰まりおしっこが出せない状態が続くと膀胱は破裂寸前で大量に出血してきます。

長くおしっこが出せないと伸びきった膀胱が麻痺し、しばらく自力でおしっこが出せなくなります。

そこで数日間は尿道カテーテルを留置し膀胱が大きくならないようにします。

おしっこの仕方がおかしい時はできるだけ早く動物病院を受診してください。

十分な点滴もして麻酔も醒めました。一命を取り留めたところです。

幸手市 大橋動物病院