※ いつもに増して長くて、あまり中身がない感想です。 お時間のある方だけお付き合いくださいませ。



今回の参加に関しては私なりにとれない時間を極力とって練習し、前日の仕事もセーブしてありましたので、前日、前々日あたりにはエオリアンハープのメロディーが頭の中をグルグルと駆け巡るようになりました。




何よりも嬉しかったことは、自分の中で 「ここはこう弾きたい」 というものが具体的にあったことです。




「こう弾きたい」は瞳をキラキラさせて宙を見つめて

微笑むとかではありません音譜

本音を言えば、いつの日かって思ってますが(爆)音譜





ピアノを弾かれる皆様は、何を今さらそんな当たり前のことを言っているのかと怪訝に思われるかも知れませんが、こういう気持ちは親に強制されて嫌々ながらピアノを練習していた子どもの頃には絶対になかったことなのです。 



そして残念ながらそういう練習を長年していたら、自由の身になったときも気持ちを表現するような演奏をすべきことに気付くことがなかったガーン汗




前にも書いておりますが、ゴマハウスの幼少期のピアノは、ただただ数種類の記号のとおりに大きくして、小さくして、少し遅くしたり速くして、それを元に戻して、少し伸ばしておしまい、チャンチャンにひひ音譜 




一番大切なことはミスタッチをしないことと先生に〇をいただいて次の曲に進むこと(爆)。 子ども心に一番心配していたのは先生がどのくらい怒るか、何回手を叩かれるか、それによって親がどれだけ怒るのか…小中学生のゴマハウスにはそれが死活問題でした(爆)。



そういえばあの頃はなかなか練習にとりかからないでいつも 「アンタはピアノなんか嫌いなんだねプンプン爆弾」 と親にもすごく叱られて、ピアノの練習が嫌いなことは悪いことだと思っておりました(笑)。 今でしたら嫌いなものは嫌い、人生嫌でも我慢してしなければならないことも多々あるけれど、好きになれないのは個人の好みだから仕方ない、で済むのに昔はそんな時代でしたね~にひひ


…どれだけ昔の話だ、ゴマハウスあせる

まあ、お婆ちゃんですから音譜




広い世界では自分が正しいと信じて自爆テロなどということもございますから、教育の力って恐ろしいものです。 話がちょっとそれますが、今に日本の大切な某島その1と某島その2を本気で自国の領土だと信じて、某国その1と某国その2の軍隊や一般市民の活動家たちが命をかけて取り戻しに来たときに、彼らが正しいと信じていることが実はちがうのだ、彼らの国によるマインドコントロールなのだと説明するのはさぞ大変だろうな~、と教育の効果や必要性を考えるたびに思います。 教育について考えるってゴマハウスは仕事ですから、ほぼ毎日ですが汗




話しを戻して、そんなわけで今回は、自分の頭と心の中で曲がグルグル回るほどその曲にのめりこんで、「ここはこういう音で」 「ここは盛り上げておいて一番の山場でふんわりとフェイントをかける」 「ここの繰り返しはこう変化をつけて…」 というのがものすごくクリアーになっていて、それが練習によって定着できたことが本当に嬉しかったのです音譜



…何しろ初めての経験でしたから にひひ



残念でたまらないのは、それをステージで半分も再現できなかったことですがしょぼん 過ぎてしまったことを悔いても取り戻せませんから、リベンジするのみです音譜 人間、他人と過去は変えられないけれど自分と未来は変えられる、最近どなたかの記事で拝見いたしましたが本当にそのとおりです。




当日のお昼頃まであった、曲が頭の中をグルグル回るような状態は、自分では「神が降りた」ような、「何かに憑りつかれた」ような感じだと思って気に入っていたのです。 それが本番のステージまで続けば結構上手に弾けるかも音譜 なんて思っていたのです。 



しかしそれは昨日までに書いた一連のドサクサと、他にも直前にパスポートがないとか、コメント用紙のマスの数にコメントがおさまらない等々、あまりにもゴマハウスらしい所帯じみた残念なドタバタですっかりリセットされてしまったのですドクロ 



あと一歩だったね、私ニコニコ

これも次回リベンジのときの

大切な注意事項ですね。



こうして考えてみると、親が家事と送迎を担当してくださって、衣装も買ってくださって、もしかしたらコメントも代筆してくださって、曲の演奏のみに集中できるお子様方って幸せですね音譜 そうやって親が全力で応援すると子どもは伸びるのかも、って思います。 



それにしても今回ご参加のお子様方、上手でしたよ~合格 ゴマハウスのいた部は1ヶ月後のコンペに出演なさるという方が多かったのですが、1ヶ月前なのに素晴らしい完成度・・・時代ごとの課題曲があるそうで、4曲くらい弾かれた方もいらっしゃいましたが全曲暗譜して表情までついてる合格 曲によって、つまり時代によってちゃんと音色が違う方もいらっしゃいましたよ~合格




私、1ヶ月前なんて全然弾けなかったな…。

やっと通して弾けるくらいで

主旋律が内声に埋もれて出てこなかったっけ。

間違えてばかりでゆっくりでにひひ




コンペのための課題曲ですから出演された方の半分以上が同じ曲…さすがにこれには疲れました。 でもそう考えてみると、本番のコンペでは皆さん同じ曲で、審査員の先生方はそれを1日中お聴きくださって順位をつけて講評を下さるのですね汗 1日座っているだけでもすごいと思うのに、審査員って精神的にもものすごい重労働なのですね汗

 



今回いただいた講評の中で目からウロコ目だと思ったのは、「手首だけでなく指の付け根も柔らかく使うとドルチェでコントロールしやすくなります。」 でした。 日ごろから肩甲骨と肩肘手首は意識して回すようにしていたのですが、指の付け根なんて考えたこともありませんでした。 これからの良い課題をいただきました音譜 今回、Youtube をいろいろと検索して、ラン・ランの演奏 に大きな感銘を受けたゴマハウスはもっともっと曲に表情や緩急をつけたかったのですが、今回いただいた講評の中の 「少しテンポが揺れ過ぎのように思います。」 というものをどう受け止めたらいいのか迷っております。 次回レッスンで先生とお話してみたいと思います。




↑にリンクしたラン・ランの演奏に対するコメントの中にも…辛辣なものがありますねしょぼんあせる


 

こちらはポリーニの演奏 です。 そしてこちらが大好きなホロヴィッツ ラブラブ  どれも素敵です。 おそらくこういうサラリと弾いたものが満点合格なのでしょう。 




今となっては笑い話ですが、そして皆様へのコメ返しにも何度か書いたのですが、最初の頃はショパンが創った内声のアルペジオの和音があまりにも美しすぎて、内声のボリュームを落とすなんてもったいないことはとてもとても考えられなかったのですにひひ こんなに綺麗な音を浪々と聴かせないなんて、ショパンってバカじゃない?何を考えているのか理解できないわ(タメイキ)ドクロ とまで思っておりましたにひひ その後ラン・ランの演奏に出会ってこの曲の魅力がわかった次第です。

 



さあ、レッスンはあと2週間休養です音譜 今回は燃え尽きた感があって気分が落ち込んでおりますので無理をせずにハノンとブルグミューラーだけ練習して見ていただきます音譜 次は何の曲になるでしょうか? そうそう、一昨日某所で誰もいないのにピアノがあったのでこっそり弾いてみたら、いつの間にか苦手な暗譜ができてました音譜 かといって本番でできるわけではないのですがニコニコ




今回のピティナ関係の記事はこれで最後です。 長い間、そして今回のみならず毎回ですが、長文駄文におつきあいくださいました皆様に心から感謝申し上げます。

みなしゃま、こんなどうしようもないママでしゅが、

どうかよろしくおねがいいたしましゅ音譜


ママ、次はアタシのこと書きなしゃいよ

ピアノなんかよりアタシのほうが

ずっとずっとかわいいし

これ、一応猫ブログでしょ音譜

でもその前にシラス干しくだしゃいな音譜