今回のステージでは足が攣ることにものすごく不安を持っておりましたので、ブロ友さんに教えていただいたようにバンテリンを貼ることにいたしました
でも「バンテリン」って確かTVのCMで見たような気がするのですがあまり知らない…「貼る」ということは湿布薬？ この程度の知識しかなかったのでネットで検索したらサポーターばかりが出てくる、出てくる…
サポーターは貼れません
ちなみにゴマハウス世代の湿布薬ってサロンパスかトクホン（ご存知の方、いらっしゃらないかも…）なのです。
そこで薬局に行き、貼るバンテリンを見つけて買ってまいりました
塗るタイプもありましたが、かぶれる体質ですので本番直前に貼ってかぶれたら即、剥がさなくてはなりません。 塗るタイプだと洗わなくては落ちないので困るのです。
久々に薬局という場所に行き、店内を一周いたしましたが、湿布薬も飲み薬もジェネリックの聞いたことのない名前だけれども見るからに 「似せて作りました
」 という商品の多いこと、多いこと 普段でしたらどちらでもいいと思って安い方を買うのですが、コトはピアノに関わることですから正規品の「バンテリン」を買ってまいりました
貼るのは本番の直前…ゴマハウスは会場に行く車の中で赤信号で停車中に貼ったのですが、
湿布薬、ものすごく進化しておりました
刺激がないし、刺激臭もないし、かぶれないのです
そして驚いたのは布が柔らかくてビヨヨヨ～ン と 伸びるのです。 片手で楽勝だと思ったのですが、両手を伸ばして四苦八苦してしまいました。 まあ多少皺になってもスカートの中ですから問題はありません
貼るのは大変でしたが、貼ったらふくらはぎはその横綱級の重量を減らしたかのように快適でした。
もし痩せたらこんな感覚でしょうか？
世の中の多くの皆様はこんな感じで
歩いていらっしゃるのでしょうか？
だとしたら、ゴマハウスは生きているだけで
重い十字架を背負っているようなものです
実際に背負っているのは体脂肪ですが…
ふくらはぎはそれでよかったのですが、この日は足が…ただでさえ大きなシンデレラの姉のような足がむくんで巨大化し、履く予定だった靴が履けなくなってしまったのです
サイズに
十分ゆとりがあるはずのバックベルトのサンダルでしたのに
これは大変でした。 何しろ我が家にある靴の中でそれ以上大きなものは、ビーチサンダルかスリッパか、Qちゃんの28ｃｍのスニーカーかゴールデンのゴム長しかなかったのです。 どれもステージには絶対に絶対に使いたくないシロモノです
これはもうバックベルトをはずしてつま先だけつっかけてでも行く＆弾くしかないと思って会場に行きました
幸いなことに、本番直前に何とかこのニューハーフサイズモデルサイズの大きな足にバックベルトをはめることができました。
やれやれ 車の運転もピアノのペダルも靴がちゃんと固定できてないと不安ですね。
さてさて、不治の病である難病 「我儘」 の末期患者であるゴマハウスの場合、本番前は自分の心の中がものすごくややこしい状態になっており、家族にケアして欲しいと思うのですが、３日前から何度か（「何度も」ではない）電話したのにゴールデンは全然つかまりませんでした。 やっと日曜日のお昼頃、向こうは夜で、ちょっと遅すぎるかな、と思ったのですが自宅に電話したらおりました。 その１時間前には留守だったのに彼はすでに寝ていたようで、寝ぼけていて全然話がかみ合いません
「私は今日、ピアノをパフォームするの
」 と言ったら、
「ああそうですか、Good luck ! バイバイ…」
で切られてしまいました
ホント、役に立たないったらありゃしません
仮にも家族なら、それも性格は非常に大人げないとはいえ実際にはあんなに年長なのですから、ここにいれば保護者らしく温かいハグをして私を落ち着かせるとか…ハグをするのは奴の非常に数少ない長所です。 ちゃんとお風呂にはいって歯を磨いていればの話ですが それができないような遠くにいる今でしたらアメリカ人なのですからハグに匹敵するような励ましの言葉の数々を言ってくれてもいいのに…
そうでなくてもこのときゴマハウスはものすごく人の手、それも
できれば男性の手を必要としていたのです
肩と背中が凝り固まって痛くて痛くてたまらなかったのです
でも脂肪がたっぷりついて丸くなった背中に、同様に脂肪がついて邪魔をする腕は思うように届かずに、いえ、何とか届くことは届くのですが、ピアノで鍛えたこの指も自分の背中を指圧するような方向には力が入らないのです。 自分で自分の背中をマッサージするのは無理なのです
愛用のこの指圧用の棒もあまり役に立ちませんでした
これ、我が家に３本あります。 もう無しでは生きていけないのです。 毎日これで肩甲骨や肩を指圧しながら出勤します。
赤信号で停車したときに使うのです
我が家にはつい先日…GWの頃までは低周波治療器もあったのですが、ゴマにどうしようもないほど大量の毛玉を吐かれてしまって捨てるしかなかったので今はありません
Qちゃんは力は余っているのですが、ゴマハウスの体に触るのが嫌みたいです まあ若い男の子ですから仕方ありませんね。
ゴールデンでもいて、肩甲骨の周りをグリグリとマッサージして、肩を叩いてくれるだけでも助かったのですが…。 もっとも彼も指の関節が関節炎で痛いからあまり役には立ちませんが
そんなわけで、ピアノを弾くときには肩甲骨や肩肘手首を自由に動かしたいのに凝りすぎて痛くて痛くて…。 ホント、残念な体でした。 今もまだ痛いのですが、ゴマハウス自身もマッサージのお店も忙しすぎてなかなか予定が合わなくて予約できずにおります。 ふくらはぎに２枚使用したバンテリンの残りを肩から背中にベタ～～っと貼るだけでもさぞ楽になると思うのですが、自分で貼るのは至難の業です。
背中に湿布を貼ってもらうこともできないなんて…
独居老人の生活は困難に満ちていて悲しいです
ゴマハウスの生活はさらに加えて滑稽です
今日もまた貧乏暇なし、がんばって働きます
皆様、良い１日をお過ごしくださいませ
（続く）