例のごっつい捕獲器、普通に考えるとあれに一度かかった猫は警戒してもう二度とかかることはないだろうと思うのですが、うーん、どんな世界にもドジな奴というかよくわからない奴はいるもので、二匹目の TNR だったハッピはその後もう一度入っちゃったりしてました.捕獲器に仕込んだちょっと高級なフードがそんなに欲しいんかい!とか思いますが、入ってしまっても餌だけはしっかり完食するのはさすが抜け目がない.
その一方でやたらと警戒心の強い子もいて、というか野良猫ならばこっちが普通でしょうね.
写真の子は捕獲数日前のマル子(♀1歳)、TNR 一匹目のサクラ、三匹目のハナとは一緒に生まれた姉妹だそうです.ハナもそうでしたけどこの子も警戒心が強くてなかなか触ることもできない.何回も捕獲を試みるうちに、予期せざるサバトラがかかってしまったりしたのですが、六日目にしてようやく捕獲に成功.場所を変えてみたり偽装してみたり餌を変えてみたり、どれが効いたのか正直よくわかりません.
ちょうどこの日は当会特約の明日葉どうぶつ病院の先生がキャパに余裕があり、♂だったらもう一匹できるとのこと.そこで同じ場所にいるハチワレ猫のタロウ(♂1歳)を確保して手術へ向かいます.
このタロウ君はサクラ、ハナ、マル子と一緒に生まれた兄弟猫だそうですが、性格は全然違ってわりと人懐こい.普段お世話してくださってる方がひょいと抱き上げてキャリーの中へ.いつもこうだと簡単でいいんですけど.
しかし明日葉の先生からは驚きのご報告が.このマル子、実は妊娠しており、お腹の仔もかなり大きくてあと一週間ちょっとで生まれていたかも、とのこと.外見では全然そんな風に見えなかったのですが、誕生寸前の生命を葬ってしまう結果になったのでした.ハナの時もそうでしたが、仔猫の命と避妊とどちらを優先するのか、我々の悩みは深まります.


