国立新美術館で開催中の
ブダペスト
ヨーロッパとハンガリーの美術400年展を鑑賞して参りました

「紫のドレスの婦人」。
シェニィ メルシェ パールという画家が
妻を描いた作品。
ハンガリーのモナリザ的存在なのだそう

会場の展示は
ドイツ&ネーデルランド
イタリア
黄金時代のオランダ
スペイン
ネーデルランドとイタリアの静物画
・・・
などと
順に追って楽しめるものになっていました。
音声ガイドは
ハンガリーで学んだピアニストの
金子三勇士(ミユジ)さんが奏でるリストの曲などで楽しめました

気に入った絵画はいくつかありましたが、
一番印象に残っているのは
ビーダーマイヤーに分類されていた
フェリーチェ・スキアヴォーニの
「お茶を淹れる召使い」
光を纏い透明感あふれる召使いが
お茶を用意しています
(画像はハンガリーナショナルギャラリーからお借りしました)
少々雑然とした部屋の主人の姿はありませんが
何冊もの分厚い本や
地球儀に囲まれたデスクで表現されています。
大きな黒板が
召使を引き立たせると同時に
絵の中に絵があるようにも見えます。
注目したのは
熱いポットの持ち手を
エプロンを使ってつかんでいるところ。
これはこの時代では当たり前なのでしょうか
それともご主人がいないから?
優雅にお湯を注いでいますが
特別な布を使っていないところが
なんだかリアルで微笑ましくもあり
それなのに色彩も美しく上品にまとまっていて
気に入りました。
実物は、ティーポットの柄まで細かく見えました。
ポストカードがあればと思いましたがありませんでした。
いつも、これがあったらいいなぁと思うのがないのです
ショップには
ヘレンドの製品や紅茶も置いてありましたよ
でも購入したのは
こんなものや

駐日ハンガリー大使館シェフ監修だそう
今日は綺麗な青空が広がっていました

最後までお読みくださいましてありがとうございました
