プーシキン美術館展に行きました。
エルミタージュ美術館に次ぐ収蔵品数を誇る大きな美術館から
フランスの風景画をテーマに作品が選ばれており、
中でもモネの「草上の昼食」は初来日だそう。
先日、モネの生涯を特集していた番組を見た時に、
「室内のアトリエで描く慣習を打ち破り、外に出て描きたい!」
と願ったモネの記念すべき作品と知り、楽しみにしていました。
(実際この作品は、大きい作品だったため、外でスケッチした後アトリエで描いたものだそうです。)
そんな意欲作でしたが、結局サロンに発表されることはなかったそうです。
でも志を同じくする画家仲間や
後の恋人カミーユとの昼食は
楽しいひと時だったのではないでしょうか。

草上の昼食、つまりはピクニック。
どんな食事かなぁ、と食いしん坊の私は気になりパネルをアップで撮影。
パイ包みのパテ、ローストチキン、ワイン、ブドウ、ももなどとのことです。
モネ作品は他にこちらの睡蓮など数点。
ルノワール
庭にて、ムーラン ド ラ ギャレットの木陰
初めて知った、フェリックス フランソワ ジョルジュ フィリベール ジエムという画家は
ロランやターナーを敬愛していたそう。
これは展示品と違いますがジエムのヴェニスの風景。
展示後のスペースで、
ルソーの馬を襲うジャガーがフォトスポットになっていました。
襲われているのに白馬の何とも言えない表情・・・。
ところで、美術展では音声ガイドをよく借りていますが、
今回の水谷豊さんの音声ガイドは
声が素敵な上に、ちょっと面白くて印象的な終わり方でした。
最後までお読み下さいましてありがとうございました


