学ぶの語源は「真似ぶ」と
言われています。
どんなことでも、
すでに習得している人から
やり方やコツなどをおしえてもらい、
真似をすることから始めるのが
常道だと思います。
仕事や勉強、スポーツ、など
どんなことでも
何か新しいことに取り組むときは、
独学で１から修得するのは大変です。
すでに出来ている人から
おしえてもらったり、その真似をする、
といったことがことが早道ですよね。
赤ちゃんだって親や周りの人間が
話すのを真似することで、
コトバをだんだん覚えていくものです。
お洋服もオシャレな人の
着こなしを真似してみることから
始めるのはとてもオススメです！
何か商品を作ろうとするときも
すでに人気のあるものから
そのエッセンスを取り入れるのが
売れる商品づくりのコツだと思います。
いわゆるパクリともいう手法ですが
これを上手に活用することは
とても有効な手段だと言えるでしょう。
車や電化製品、ファッション商品、など
高名なブランドや、
先にヒットした商品があると、
後から開発されるものは
どこかしらデザインや機能面で
似たものが多いと思います。
すでに売上実績や人気のあるモノの
パクリなんですね。
ただ、このパクリの手法は
本質を見失うと、ただの下品な行為と
なってしまいます。
中国でよく話題になる
なんちゃってガンダムや
ドラえもんやキティちゃん、
などなど、あまりにもレベルの低い
パクリにもなっていないような
出来栄えのモノでは
まったくの逆効果です。
本質的に何が良くて人気なのか？
もっと良くできる（改善できる）ところはないか、
など、緻密で丁寧な分析をすることで
元祖を上回るパクリ商品ができるのです。
そういったことが得意なのが
わたしたち日本人です。
車でも電化製品でも
元々は他国で開発されたものを
徹底的に分析し、
日本人が使うのに適した
性能の良いものを作り続けてきました。
物事を本質的に理解し、
さらに良いものに作り変える
分析力、探究心、技術力は
世界最高峰とも言えるでしょう。
レベルの高い真似をすることが
できる国民性なのですね。
このようにわたしたちは、
元々の高い基準の
真似する力を持っているのですから、
何か新しいことに取り組む際でも臆せず、
質の高いパクリを目指す
ことをオススメします！