普段わたしたちが話す日本語は、
そのまま英語に訳すのが
非常に困難
なモノが多いです。
例えば日本語では
「猫の手も借りたい」 とか、
「顔が広い」
といった慣用句がよく使われますが、
これらをそのまま英語に直訳しても
外国の人にはまず通じません。
まずは日本語自体を
シンプルにカンタンに考えてみましょう。
小さい子どもに教えるようなイメージです。
「猫の手を借りたい」
というのは、ものすごく忙しい状態、ですね。
なので英語では
「I'm very busy.」
と表現すればOKなんです。
「顔が広い」
は知り合いが多いってことですから
「He knows a lot of people.」
でOK。
カンタンすぎて拍子抜け !?
かもしれませんが、
英語の表現って基本シンプルで、
日常会話で使われている単語も
日本人にとってはカンタンなモノが多いのです。
そういった観点では
日本語は本当に難しいし、
コトバの表現も様々で複雑な言語です。
そんな難しい言語の
ネイティブであるわたしたちですから、
ついつい英語も難しく考えがちですが、
ここはあえてもっと気楽にカンタンに
考えるクセをつけていきましょう。
日本語をそのままではなく、
子どもに教えるような
コトバでカンタンな言い回しにし、
そのカンタンなコトバを
英語の知っている単語に置き換える、
そんな手順で英語にしていくと結構スムーズに考えられますよ。