鈍臭いけど健気に努力している、平凡な女の子が、
イケメン、能力、地位、家柄、実力、人間力のある男性に好かれる
なのにヒロインは鈍感で彼の気持ちに気付かず、
彼をヤキモキさせて、最終的に両想いになって溺愛されるパターンが多いです。
そのパターンが多い、というより
むしろ私がそれを好んで読んでいるのだと思います。
でもなんだかイラッとします。
そこで考察
ヒロインって、
・健気
・自分より人を優先する
・一生懸命
・平凡だと思っている
・自分の価値に気づいていない
という設定が多い
一方で、男性側は、
・ヒロインの良さを最初から見抜いている
・何度も好意を示している
・ヒロインを選び続ける
・溺愛する
イラッとするポイントは、
「そんなに愛されてるのに、なんで気づかないの?」
でも、そんなふうに思う一方で、
私自身も「そんな人、本当にいるの?」とどこかで疑っている気がします。
つまり、
「無条件に大切にしてくれる人」という存在を、
信じたいけれど信じきれていないのです。
だからそういう漫画を読むと、
「いいな」と思う反面、
「いやいや、現実はそんな甘くない。」
とも思う。
その二つがぶつかるので、イラッとするのかもしれません。
あと、もう一つ。
少女漫画の主人公って、
「頑張ってるから愛される」
ように見えて、実は違います。
何もしなくても、
転んでも、
失敗しても、
男性側は好きなんです(笑)。
それに引き換え私は、
例えば誰かが会社を辞める時、
何かプレゼントをあげた方が良いかなと思う反面、
「面倒くさい。」
「良く思われたい。」
「何なら負担にならないかな」
「いらないものじゃないかな」
と考えてしまう。
気づけば、何をするにも無意識に
「頑張らなきゃ」が前提になっています。
つまり、
「私は努力しないと愛されない。」
という前提がかなり強い。
だから、漫画の主人公が
「何もしてないのに愛されてる」
ように見えて、
「そんな都合のいい話ある?」
と反発したくなるのかもしれません。
面白いことに、
それでも読むんです(笑)。
これは「本当はそういう世界を望んでいる」
とも考えられます。
望んでいなければ、そのジャンルを繰り返し選ばないはずです。
だから、
読みたい。
キュンとしたい。
でも信じられない。
だからイラッとする。
この繰り返しなのかもしれません。
そこで自分に問いかけてみました。
そのヒロインに対して一番言いたい言葉はなんだろう?
例えば、
「早く気づいてあげて!」
「そんな人もう現れないよ!」
「もっと自信持ちなよ!」
「そんなに愛されてるんだから受け取って!」
どれが一番近いでしょう。
私にとってそれは、
『愛されてるんだから、信じなよ』
もしかしたら、この言葉は、
今の私自身に一番伝えたい言葉なのかもしれません。
目に映る全てのことはメッセージだなと改めて感じました。