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新商品をつくりはじめました。
食べて食べて、食べる!この味!と脳と舌が合致するまで作って食べて。そして他社製品を食べて。トレンドを把握する。太りはしないけどやっぱりり翌日は肌荒れ。もう若くないです。。。
今回の商品開発では、一般的にはあまり活用されていない販売ルートを戦略的に用いる事に。この手法自体は一般的に周知のものですが、それを視点を変えて効果的に運用し、最大限の成果を引き出すことも私の役割です。(普通コーディネーターはしないのですが、そのルートを熟知しているのです。)重要なのは、複数の異なる業界の流通経路を組み合わせ、企業の特性、らしさをすくって、そこに当てる。そうしながら販売の最適解を見出す。食品という枠にとらわれない販売手法で新たな市場の可能性を探ります。(って書いたらかっこいいね、、、笑
重要なのは、状況に応じた柔軟な対応。環境や予想、結果は常に変化し、想定外の課題が生じることもあります。そのため、開発・販売プロセス全体を俯瞰して、必要に応じて軌道修正。でも最終的なゴールは明確であり、一度決めた目標は必ず達成する。言ったことはちゃんとやる。決めたらできるまでやる。私のモットーでもあります。
広告撮影の現場では、料理の魅力を最大限に引き出すために、多様なスタイリングを駆使します。うちのスタジオには、撮影に適した多くの食器が揃っています。食器の選択ひとつで、料理の印象は大きく変わります。食材の質感、色合い、背景との調和を考慮し、視覚的に訴求力のあるスタイリングを実現することも、重要な役割。
でもどう販売するか、どこで販売するかでそれは変わってきます。
食品開発と広告表現は、どちらも「食」を軸としながらも、視点と手法が異なります。でも、俯瞰して全体をみるのは何をするにも必要。私も私自身を俯瞰してみる事は怠らない。開発者としての視点、販売戦略を組み立てる視点、そして広告撮影のフードコーディネーターとしての視点。これらを統合し、臨機応変に対応することで、新しい価値を生み出していきます。
まずは春先ティザー公開、春夏で秋冬コレクションに載せてもらい、秋からじわじわ。鮮烈デビューなるか??さぁどうなるかなぁー
作り方
さて、2月になりました。
私の仕事は、ただ美味しい料理を作るだけではありません。なぜなら「美味しい料理」と「美味しそうな料理」は、実は全く別物だからです。
撮影ではその時々でゴールが違ってきます。たとえば、「わぁ、華やかな食卓!」と心が躍る瞬間だったり、「きゃー!今すぐ食べたい!いい匂いがしてきそう!」(実際には匂わないのに)と感じてもらう瞬間だったり。求められる表現はさまざまです。
私は人よりも食べ物への敏感さ感度が高く、数多くの現場を経験し、「食べる」とそれを取り巻く様々な美味しそうのトレーニングをしてきたことで、(笑)そのゴールを瞬時に捉えることができるようになりました。でも、撮影はチームで作るもの。だからこそ、その感覚を言葉にして共有し、確認し合うことがとても大切です。ゴールがぶれないように、何度も何度もすり合わせながら進めていきます。
そして今月は、海外向けの撮影が控えているため、ひたすらリサーチの日々。実際に食べたり、感じたりしながら、全力で準備中です。(もう飛行機に飛び乗り現地へ行きたい!)
「あぁ、ハーフに生まれていたら、もう少し感覚が自然に身についたのかな…」なんて思いながら(笑)
15年以上も向き合ってきたヴィーガン料理。あの頃の自分が頑張ってくれたおかげで、今があるんだなとしみじみ。15年前の私に電話して、「よく頑張ったね!」って伝えたい気分です。
(撮影はヴィーガン、マクロビ!)
来週は荒れた天気になるそうですが、そんな日はアメリカやヨーロッパの広告料理写真をじっくり研究する絶好のチャンス。学びに終わりはないようです、、、
日々、食べ物と真剣に向き合いながら、でも楽しむことももちろん忘れない!そんな気持ちで2月も駆け抜ける!
今年の雪だるまどんなデザインにしようか...
※フォカッチャをつくりましたー!



















