2024年7月10日

◉ 大意 清涼、無熱、徳が高い、人を潤す
◉ 正しい判断、大局からみた結論、宇宙の法に則った結論

高い山の頂きは一年のほとんどが雪に覆われています。その頂きに住み、人が住む地を見下ろしているのが八大龍王の阿那婆達多。雪は解け四方に川として流れ一年を通して、ゆっくりとじっくりと人や大地を潤します。雪の中に住むこの龍は常に冷静で、山の頂から常に下方に見える人々を見ています。つまり、上から見える全てを統括して判断をくだすことができるのです。
麓には、たくさんの村や畑が広がり、その村に住む人々には見えないこともこの龍はよく見ることができ、上から見たときの最善を実行することができます。それは、片や一見不公平に見えることかもしれません。ですが、長い目でそして、全体を見た時にはいつも最善なのです。
なかなか全体が見えない時は、一度この頂に登ってみることも必要かもしれません。この頂に登るには、大変な困難と苦労が伴いますが、頂に立った時には全てが見えてきます。

Love your self🍀