出産当日
1月14日(金)
15時前
手術の準備が出来て
「手術室に行きますね」と看護師さんが迎えに来る。
ベッドを移り手術室へ
手術室前には
実母
実父??
「何で??」って言ったら母が連絡したようで・・・
仕事を早退して来たそうな・・・(汗)
「旦那の代わりだ!!」とかなんとか・・・
思わず「サボるなよ!働け!」っていつもの親子の会話。
スタッフの皆さんは笑ってたよ。
旦那は手術前には間に合わず。。。
そのまま
「産んできます!」と言い手術室へ
ベッドから手術台へ
あちこちから看護師さんが来て
血圧計やら何やら身体にいっぱいつけられる。
麻酔科の先生が2人
身体を横向きにして背中を丸める
「麻酔の前の麻酔するからね。
痛いのはこれだけだから。」と言われ
背中に麻酔の前の注射。
針の痛みと薬の入るときの鈍い痛みが少々。
すぐに「はい。これで痛いの終わり~」と。
おかげで麻酔の注射は痛みも何も感じずに終了。
過呼吸になりやすいことを伝えていたので
処置の前には必ず声をかけてくれたので安心した。
身体を仰向けになおす。
産科の先生が2人
「ゆゆさんね。よろしくね。
大丈夫だからね。」と。
その間にも
麻酔科の先生が
身体のあちこちをチクチクした物で刺激して
麻酔の効き方をチェックする。
看護師さんがテキパキと準備。
新生児科の先生・看護師さん
赤ちゃんを蘇生するための保育器などが運ばれてくる。
準備が整って
「始めますね。」と言われ
どのぐらいだろうか・・・
10分も経ってないような感じ!?
「第一子出ま~す!」と。
「午後3時28分。女の子。」
すぐに
「第二子出ま~す。」と。
「午後3時28分。男の子。」と。
二人の元気な産声が聞こえる。
“泣いた!!”って思ったら
安心したのと嬉しかったのと一気に涙が溢れる。
傍にいてくれた麻酔科の先生が
「良かったね~。元気だ!元気だ!」
って言いながら涙を拭いてくれる。
そのまま赤ちゃん達は
傍の保育器ですぐに処置。
「自分達で呼吸出来てるみたいだから
お母さんに触れてもらってから出ますね。」
と言われて嬉しかった。
生まれてすぐに
触れることも出来ないと思ってかたら。
まずは、長女。
呼吸がしっかりしていたので
身体はすでにピンク色。
小さな手を握って声を掛けた。
その後すぐに、長男。
ちょっと呼吸が不安定だったよう。
それでも生まれてすぐに
おしっこを先生に引っ掛ける元気ぶり。
小さな手を握って声を掛けた。
こども達はNICUへ
ほんのちょっとの時間だっけけど
すごくすごく貴重な時間。
自分がこんな時間を持てることが夢のようだった。
なんて表現したいいのか・・・
上手くあてはまるような言葉が見つからない・・・
きっとこんな時間は生きてきて初めて。
だからきっと、
これからずっとずっと先も忘れない瞬間だと思う。
私の一番大切にしたい時間。
そんな時間を持たせてくれた子供達。
小さなでも確かに生きている逞しい生命に
感謝の気持ちでいっぱい。
「ママのお腹を選んできてくれて、ありがとう。」
今まで何年分もの心の緊張のいとがほどける。
何だか急に両肩が痛くなり
呼吸が苦しくなってきて、先生に訴える。
麻酔科の先生が「寝ちゃおうかね。」と。
手術をしている産科の先生が
「羊水、胎盤出ま~す。」と言った声を最後に
すぐにす~っと寝てしまった。
次に気がついたときには手術が終わっている。
手術台からベッドに移してもらい手術室の外へ
旦那が来ている。
赤ちゃん達が手術室から出るときには間に合った様子。
「赤ちゃん達のビデオ撮れたよ。
すごく元気だったね。良かった。
頑張ったね。お疲れ様。」と。
その後は、そのまま病室へ