新入り〜飼い主放棄〜 | へるば園 ねこ〜ときどき犬

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ギフテッド
〜神様からの贈り物〜

個人保護犬猫、預かり猫の日々を綴っています…

一生涯の家族として迎え入れて下さる赤い糸の元へ旅立つ日まで大切にケアさせて頂きます。

いつかこのようなボランティアがなくなる日を願って・・・・

三年前


猫をお家に入れ

避妊去勢に連れていきたいのだが


どうやって捕まえてキャリーに入れれば良いのかと里親さんから相談があった。


猫を家に入れたのは

里親さんの職場の人


外での生活は過酷で

棒で叩かれたり虐待を受けていた子


お家の子にと家に入れてくれ嬉しかった



それから数ヶ月後


懐かないから里親募集をしたいと話があった


自分で管理センターの登録や


ネットなど使って募集をしていたと言う


そして3年経ち


お母さんの介護が必要になり

この子達の部屋をお母さんの部屋にしたいので

猫を引き受けて欲しいと。


電話での話では

家の子がエイズでこの子達と仲悪く

エイズをうつしてしまってはと言っていた様な気がする。


仲悪く家の子と一緒に出来ないのでって。


本当なら管理センターに連れて行って欲しい所だが、マサキ園が空いたのでお願いして迎えに行った。




マサキママははらわた煮えくり返って

なんて勝手な!と怒ったが何も言わず言葉を飲み込んで2人を連れてきてくれた。





言われた言葉が
私たちに懐いてさえくれれば良かったのに。

私たちからしたら
キャリーに入れることが出来るのだから
全く懐いてないわけではないはず。

そして家の子とは仲良しだと言う。

この子達の一人がエイズだと言う事だ。




二人とも固くなに動かず

何も口にせず

心を閉ざしたまま

悲しみだけが伝わってくる


マサキママから辛いぐすんとLINEが来る


ごめん。辛い役割をお願いしてしまった・・・


外で人間に酷い目に合わされ
懐くことにも時間がかかると思う。


棒で叩かれることもなく
安心を手にしたこの子達

そしてその安心な場所で過ごしていたのに
知らない人が迎えに来て
知らない場所に連れてこられ

その人が望むほどのなつき方は出来なくても
心を許していたはず

だって
優しく話しかけてくれて
名前を呼んでくれて

美味しいお水とご飯を持ってきてくれる

上手に甘えられなくても
大好きな人


マサキママの優しい声と
優しい笑顔と(ニャン友メンバーは癒されている)
優しいお手手から

たくさんの愛情を受けて
心を開いて家族へと繋げたいと思います。


可愛い可愛い新入園児

お見知り置きを(୨୧ ❛ᴗ❛)✧

名前付けてもらわなきゃ(*´ ³ `)ノ