ロサンゼルス・レイカーズの新HCに
マイク・ダントーニが就任することが決定。
$アイドル・デッド・ヘッズ・フリーク-マイク・ダントーニ


 フィル・ジャクソン復帰の確率95%と言うのは
誰が言うてた話やねん。
$アイドル・デッド・ヘッズ・フリーク-フィル・ジャクソン
 ロサンゼルス・タイムズは東スポか。



 フィル・ジャクソンとは交渉したけれども
どうやらサラリーで折り合わなかった模様。

 フィル・ジャクソンの最終年
2010-2011シーズンのサラリーは1030万ドルと
アメリカ4大スポーツでトップ。


 2位が、NFLニューイングランド・ペイトリオッツの
ビル・ベリチックHCが750万ドル。
$アイドル・デッド・ヘッズ・フリーク-ビル・ベリチック

 この2人に続くトップ5では、
NFLワシントン・レッドスキンズのマイク・シャナハン。
$アイドル・デッド・ヘッズ・フリーク-マイク・シャナハン

 NFLシアトル・シーホークスのピート・キャロル。
$アイドル・デッド・ヘッズ・フリーク-ピート・キャロル

 NBAシャーロット・ボブキャッツのラリー・ブラウン。
$アイドル・デッド・ヘッズ・フリーク-ラリー・ブラウン

 この3名が700万ドルで並んでいたので、
フィル・ジャクソンはダントツのトップだった。


 マイク・ダントーニは、3年1200万ドルで契約するそうで
1年400万ドルとはフィル・ジャクソンに比べればはるかに安い。

 でもここは金をケチるところではないやろ。

 あれだけの大補強をしておいても
それを指揮するHCに金をケチっては宝の持ち腐れになる。





 マイク・ダントーニのNBAでのHCとしての成績は下記。

●デンバー・ナゲッツ
1998–99 50試合 14勝36敗 勝率 .280

●フェニックス・サンズ
2003–04 61試合 21勝40敗 勝率 .344
2004–05 82試合 62勝20敗 勝率 .756 カンファレンス・ファイナル敗退
2005–06 82試合 54勝28敗 勝率 .659 カンファレンス・ファイナル敗退
2006–07 82試合 61勝21敗 勝率 .744 カンファレンス・セミファイナル敗退
2007–08 82試合 55勝27敗 勝率 .671 ファースト・ラウンド敗退

●ニューヨーク・ニックス
2008–09 82試合 32勝50敗 勝率 .390
2009–10 82試合 29勝53敗 勝率 .354
2010–11 82試合 42勝40敗 勝率 .512 ファースト・ラウンド敗退
2011–12 42試合 18勝24敗 勝率 .429

キャリア
727試合 388勝339敗 勝率 .533


 サンズ時代の華々しい印象が強かったけれど
ニックス時代が足を引っ張っていて
思っていたより勝率は高くない。




 サンズ時代に共に戦ったスティーヴ・ナッシュは盟友であり
コービー・ブライアントとも親交があるそうで、人間関係では問題はない。


 システムとしては、得意のラン&ガンで、
マジック・ジョンソンやジェイムズ・ウォージー、
カリーム・アブドゥル=ジャバーがいた頃の
ショータイム・バスケットの再現を狙う気か。
$アイドル・デッド・ヘッズ・フリーク-マジック・ジョンソン

 しかしそれでプレイオフを勝ち抜けないのは
自身がサンズ時代に証明してしまった。


 当時のレイカーズは華やかな見た目とは別に
パット・ライリーが、後にニックスのHC時代に本性を表したように
ディフェンスも強化していた。
$アイドル・デッド・ヘッズ・フリーク-パット・ライリー



 マイク・ダントーニのラン&ガンはひたすらオフェンス・ハッピーで
ディフェンスはザルでしかない。

 コービーにメッタ・ワールド・ピース、ドワイト・ハワードと
ディフェンス能力の高い選手がいるけれど
個人の能力でディフェンスするしかないのか。

 結局ショータイム・バスケットのバッタモンになる可能性が高そう。



 これまで私が見てきた限り、
ラン&ガンのチームは、プレイオフでアップセットは起こしても
ファイナル優勝するのを見たことがないので
マイク・ダントーニHCの下でレイカーズが優勝できるとは思えない。