今僕が最も意識している言葉、それは『本物』です。
この言葉は大学で尊敬している先生から聞いた言葉です。
「人が魂を込めるもの、『本物』を味わえ。そうすれば自分も『本物』へと近づく。」

それから僕はこの『本物』というものに興味を持ちました。
すると不思議なことに、視野が全く変わりました。
今まで見えなかったものが見えるようになりました。
その時、1番ショックだったのは自分の周りに偽物が多かったことです。

魂のこもっているものにはパワーがあります。
それは物で無くても、言葉や空気や雰囲気などにもあります。
しかし、偽物にパワーは感じられません。
安くて美味い料理、安くて良い服。
どれも学生の僕にとっては魅力的なものです。
しかし、安いというものが魅力的なだけであって、その物自体にパワーがあって魅力的なわけではありません。
僕は偽物を良いものだと錯覚してしまっていたのです。
今は時代が安いものを求めます。
そんな環境で育っているので、それが良いものだと思い込んでしまっていたのです。

しかし実際に『本物』を意識し始めた時、ものに対する感覚が変わってきました。
職人が手をかけてお客様をもてなす料理。
デザイナーが細部にまでこだわってデザインした服。
魂を凝縮して作られた音楽。
人を感動させたり惹きつけたりする言葉。
これらに触れた時、驚くほど感動したのです。
以前の僕ならただ美味い、奇抜で変な服、音楽はノリが大事、胡散臭い奴、などと思っていたでしょう。

そして、この意識は自然と僕をある人たちへと引きつけてくれました。
『本物』の人です。
このきっかけを与えてくれた大学のゼミの先生である小室弘毅助教授、高校の部活のOBの先輩で世界格闘チャンピオンの長田聖司先輩、母の友人である元消防士でシンガーソングライター講演師の石川達之さん、その石川さんに紹介して頂いた愛交流氣光整体の山本清次先生、そして先日日本メンタルヘルス協会心斎橋校で講演をされた衛藤信之さんと出会いました。
『本物』と呼ばれる人達のカリスマ性は素晴らしいです。
正直僕は胡散臭い話とかは疑うタイプで、結構見抜けるタチなので心理学とか氣功とかは信じない方です(笑)。
ですがやはり人を騙す言葉ではなく、ダイレクトに感情に訴えかけてくる魂が感じられました。
その言葉というのは理論や理屈を通り越して感情に伝わります。
そしてこれは今挙げた方々全員に当てはまることです。
皆さん、同じ匂いがしました。
こういう人達を『本物』というのだと痛感させられました。
僕も将来空手の道場を持って子ども達を指導していく立場として、『本物』と言われるような人でありたいと思います。

なんだか何を言ってるのか分からない、何が伝えたいのか分からない変な奴だと思ったと思います(笑)。
実際自分でもそう思ってます(笑)。でも、僕はそんな変が素晴らしいと感じます。
これからもたくさんの『本物』と出会い、『本物』で『本物』を産み出していきたいと思います。

今までの出会えた人に心から感謝してます。ありがとうございます。
「人から人へ」