すまいるはうすへようこそ。
先月の半ば、ゆーちゃんが卒園しました。今月から小学生です。
満3歳で転勤先の幼稚園に1年、新居の幼稚園に3年とトータルで4年間も通ったのですが、本当にあっというまの幼稚園生活でした。
幼稚園が大好きで、週末や長期休暇になると、あと何日で幼稚園が始まるのか指折り数えるほどでした。年少さんの時、病院が混んでいて間に合わない日(午前保育だった)がありましたが(汗)、それ以外は1度も休む事なく3年間を皆勤賞で通う事が出来ました。
母も娘に負けず 、夢が一杯で、ゆったりとした雰囲気の幼稚園が大好きでした。なので、「幼稚園児の母」で無くなるのがさみしいです。
ゆーちゃんの幼稚園は「モンテッソーリ教育」を取り入れた幼稚園です。ざっくりとした説明になりますが、モンテッソーリ教育と言えば、毎朝「お仕事」と呼ばれる手作業をする時間がある事、一つのクラスに年少、年中、年長、と3つの園児がいる縦割りクラスになる事が大きな特徴だと思います。
モンテッソーリ教育とは、20世紀初頭に、イタリアの医師であるマリア・モンテッソーリによって考えられた教育法です。始まりは、知的障がい児の療育の為に作られたとも言われています。
高校生の時に、モンテッソーリ教育について授業で少しだけ学んだ事がありました。
同じ敷地内にある幼稚舎が、モンテッソーリ教育を取り入れていたので見学する機会があったのですが、子供達が「お仕事」と呼ばれる手作業をもくもくとこなしている姿が印象的でした。お仕事の内容は皆、バラバラで、園児の一人が包丁でキュウリをカットして、塩をかけた物を「お召し上がり下さい」と持ってきたり、「どうぞお飲み下さい」と紅茶を勧められた事を今でもよく覚えています。
立ち歩いたりお喋りをする子はなく、かといってやらされている雰囲気でもなく、楽しんで作業している姿が印象的でした。なので、この環境を3年間続ければ、自然と集中力が養われるのではと思い、機会があれば子供達に受けさせてみたいと思っていました。
お仕事で使われている教材の一部です。
市販されている物もあれば
先生方が手作りされた物まで、色々な教材があります。
これは、絵に合わせて丸シールを貼っていきます。シールやハンコ押し、色塗りのお仕事は簡単な作業なので、年少さんには人気のお仕事です。
年少の終わり頃になると、ビーズ拾いや玉結び、縫いとりのお仕事をする子供が増えてきます。
最初は簡単な物から始まりますが、年長さんになると
こんな文字まで刺せるようになります。
年中さんになると、ペットボトルでマフラーを編んだり、製図を見ながら針金にビーズを通して作品を作ったりします。
これは、ゆーちゃんが作成したスタンプのお仕事です。見本があるのに鏡文字になってますね(笑)
ペットボトルで作るマフラーも、男女問わず年中さんに人気のお仕事です。
少し変わったお仕事だと、こんな物もあります。
「いろみずじっけん」
ゆーちゃんが、年中さんの保育参観の時にたまたまこのお仕事をしていたのですが、
用意された色水を、壁に貼られた紙を見ながら実際に混ぜていきます。混ぜる度に変化した水の色を、手元の紙に色鉛筆で塗っていき実験結果を記録します。なかなか本格的な実験で、隣で見ていた私も面白かったです^ ^
長くなったので続きます(既に長くてすみません・笑)
![](file://localhost/var/mobile/Applications/59A3F239-11B8-4BCD-B22B-DF60511B6833/Ameba.app/calet_dummy.png)
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