ハイブリッド手術室のある脳血管治療科に夫と息子と 3人で出向き
先生から説明を受けた。
先生はスマホの中で見たお顔と同じ ニコニコ穏やかな笑顔で話し始め 緊張していた私は体の力が抜けた
先ずは家族構成 病歴 脳動脈瘤が破裂した近親者はいないかなど一通り話した後
その日初めて きちんと自分の未破裂脳動脈瘤を画像で見た(目を閉じないで)
右目の裏の1個 後頭部の1個の未破裂脳動脈瘤について...どうやらこの2つは心配しなくていいらしい。もちろん要観察。
私「でも先生...左目の後ろにもあると.,」
「そーなんだよ これね」
左内頚動脈瘤 細長い指の形が2個と その直ぐ下にツノみたいな脳動脈瘤が1個ある。
「手術するかしないかは 患者さんが決める事だから こちらからは積極的には言わないんだけど これは手術した方が良いよ」と
思わず 直ぐ後ろにいた息子(大人)の手を握る(捕まえる)
手術はチームでやるので 脳外科 脳血管治療科とアンギオをした先生も
以前いた大学病院からも先生がいらっしゃるそうだ。
フローダイバーターステント留置術。カテーテルの管の中にマイクロカテーテルを通して動脈瘤の中まで進め 金属メッシュの細かいフローダイバーターステントを動脈瘤基部の血管に留置する。必要に応じて動脈瘤内にプラチナ製の柔らかいコイルを送り込み動脈瘤の中で 糸を巻くようにして入れていくとか。頭の中で何が起きるの
3個がひとまとめにグルグル巻きになるってことか
9月中旬に手術日が決まった。
「何か質問はあるかな?何でもいいからね。今日来れなかった娘さんにも説明しますよ。気になる事があればいつでも電話して」と。
夫が色々と質問している。あまり覚えていない。
夫「先生だけが頼りです。よろしくお願いします」と頭を下げている。
私「わたしは大丈夫なんでしょうか」と
謎の質問をして 診察室をでてから
夫に「お前は大丈夫なのか⁉️」
エッ?どう言う意味で
息子には「怖がってないで手術を受けなよ」
と言われた。
診察室に入ってから1時間位経過していた。
そう手術が決まった