今いくつか仕事を掛け持ちしている。


その職場の一つに、よく外国人のお客さんが来る。


私は普段、中国語の会話で困ることはあまりないけれども、英語となると別である。


はっきり言って、英会話にはまったく自信がない。


だから、英語の話せる同僚が不在のときに外国のお客さんが来ると、非常に焦る。


だが、こちらが焦ろうが自信がなかろうが、来るときには来るのである。


そういうときには、思いつく限りの教科書英語や、ドラマや映画などで聞いたことのあるフレーズを並べて、何とか意思疎通を図ろうと努力する。


それがなかなかスムーズにいかないときもあれば、思いがけず会話が弾むときもある。


下手な英語ながらも、お客さんが理解してくれて、笑ってくれると、とてもうれしい。


先日どこかのソーシャルメディアで、英語話者の人がこんなことを言っているのを聞いた。


「教科書にはこう書いてあるけど、ネイティブはこんな言い方はしない、最近の人はこういう喋り方をする」みたいに言う人がいるけど、そんなことない。中学レベルの英語で間違ってない、ちゃんと通じる、と。


これは英語だけじゃなく、中国語や日本語でも同じことで、変にネイティブと同じような喋り方をしようとして、TPOに合わない話し方をしてしまったりするよりは、教科書レベルの話し方でも、礼儀正しかったり、笑顔で楽しく話せる方が、会話が成立しやすいと私は思う。


外国語力は役に立つツールではあるけれども、それだけがすべてではない。


そんなことを、今日外国のお客さんと話した後で思った。