【基本情報技術者 平成25年秋期】
キャッシュメモリ 【 cache memory 】
処理装置(CPU;central processing unit)と
主記憶とのデータのやり取りを高速化するために
CPUと主記憶の間に設置された高速な記憶装置。
CPUのアクセス速度は高速なので、
CPUと比べてアクセス速度の遅い主記憶との
速度差を縮めるためにキャッシュメモリーを設置します。
使用頻度の高いデータを キャッシュメモリに蓄積しておくことにより、
メインメモリへのアクセスを減らすことができ、
処理を高速化することができます。
プロセッサにデータを読み込む時にキャッシュメモリがヒットしなかった場合,
主記憶にデータが存在すると考えます。
この時、CPUは、直接主記憶から読み込むのではなく、
「近い将来再度参照される可能性が高い」と考え、
一度、主記憶からキャッシュメモリに所要データを転送し、
CPUはキャッシュメモリから読み込みます。
ちなみに
主記憶と補助記憶装置の速度を埋めるために設置される装置を、
ディスクキャッシュとよびます。
MIPS 【 Million Instructions Per Second 】
コンピュータの処理速度をあらわす単位です。
1秒間に 何百万回の命令を処理できるか を 示します。
主に マイクロプロセッサーの性能を示すために 測定されます。
【基本情報技術者 平成25年秋期】
問9
1件のトランザクションについて80万ステップの命令実行を必要とするシステムがある。
プロセッサの性能が200MIPSで,
プロセッサの使用率が80%のときの
トランザクションの処理能力(件/秒)は幾らか。
ア.20 イ.200 ウ.250 エ.313
【解説】
200MIPS ということは、
1秒間に 20000万=20億 の命令を実行できるということです。
現在 80%の使用率ということですから
200MIPS x 0.8 = 160 MIPS・・・・・16000万 命令を 1秒間に 実行できます。
1件のトランザクションに 80万ステップ かかるのですから
16000万(命令) ÷ 80万(命令) = 200 (件)
ということで 1秒間に 200件 処理できます。
【正答】 イ