両方とも PMBOKに載っているスケジュール短縮技法です。
いやどちらかというと、プロジェクトが計画通りに進まなくなった時、実際に取る手法といえるでしょうか・・
「クラッシング」は、
によると、「コストとスケジュールのトレードオフ(一方を追求すると他方が犠牲になるような両立しえない経済的関係)を分析し、最少の追加コストで最大の期間短縮を得る方法」とされています。
例えば、本当に単純な例をあげてみましょう。
1つのプロジェクトが3人/月と見積もられました。スケジュールを1人でこなすと3ヶ月かかります。
2ヶ月で工期を終了したい場合、単純に考えると、1人月分の追加コストを投入することで、1ヶ月のスケジュールを短縮させることになります。
「追加コストを投入する」というのは、実務的には、人を追加したり、法に抵触しない程度に残業をしたり、という感じになります。
ただ、「資源を追加することで期間を短縮することができるクリティカルパス上のアクティビティにのみ有効」で、必ずしも、よい結果が保障されるものではありません。
「ファスト・トラッキング」は、「本来は順番に進めていくアクティビティなのに、後続アクティビティを先行アクティビティと並行して実行することでスケジュールを短縮する方法」となります。
例えば、システム開発のプロジェクトであれば、すべての設計が完了する前に実装を開始するとか、実装がすべて完了する前にテストを始めたり、といった感じでしょうか。
もちろん、設計に変更が入ってしまうと、実装作業もやりなおす可能性があるというりスクが発生します。
これも、スケジュール短縮の決定版ではなく、逆にスケジュール延長を起こす可能性があるということを、考えて置かねければなりません。
参考引用:PMstyle
実際のところ、これらの技法名は知らなくても、現場では臨機応変に対応していることだと思います。
情報処理技術者試験では、基本的にPMBOKの用語が基準とされるので、言葉は覚えておくとよいでしょう。