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まだ少女だった頃「ねるねるねるね」というお菓子が憧れでした。
魔女が妖しげな粘り気のある物質を
薄ら笑いを浮かべながら掻き混ぜている
そんなポップなCMだったように思います
そういった映像への憧れからか否か
魔女、という存在は子供時代のわたしの憧れでした。
魔女、といえば魔薬、毒薬、惚れ薬
妖しい色の液体を大きな鍋で煮込んでいる
そんなイメージが浮かびます
いつかはそんな薬を煎じられるような
そういう人(?)にわたしはなりたい
そう願って止まなかったものでした。
さて
願い叶って凡そ一年前から
わたしは一日一回
薬を煎じる身分となりました。
信じるものは救われる。
叶わない願いは無い。
↑
なんだか安い歌詞みたいです(笑)
けれど
身の程知らずな願いなんてものは大抵
心の望みとは裏腹に
容だけ空しく実現しがち、
なんてことは、
『猿の手』を
引用するまでもないような
自然、当然、自明のこと・・・のようです。
何をもって回って回りくどい前フリを
延々と続けているのか。
と、申しますと。
なんのことはない、
高原猫(音読みしてください、お願いします)の症状の
悪化に伴い
漢方の飲み薬が
保険利くエキス錠(粉薬)から
保険適用外の煎じ薬に変わった、
というだけのことを
仰々しく述べ立てているのです(笑)。
え・・・なぜこんな前フリを?
こんな夢想にでも
耽らないとやっていられない気分になるから
なのです、この薬。
煎じ薬、と申しましても
土鍋を用いて
沸騰から30分弱火で煎じ
然る後手早く覚まして
速やかに飲む
という、だけの代物。
面倒などと申しましたら
罰が当たりそうな
簡便極まりないティーバック式なのです。
が。
気分が悪くなる臭いが台所に立ち込め
気持ちが悪くなる後味が口に残り
気色が悪くなる感覚が胃を満たすのです(笑)
味と臭いは毎週変わります。
症状に合わせて処方される薬が
毎週変わるものですから。
臭い
苦い
甘い
えぐい
臭い
苦い
渋い
臭い
苦い
辛い?
等など、絶妙な取り合わせに
驚くばかりです(笑)
かつて。
『新世紀エヴァンゲリオン』という人気アニメの
人気キャラクターであった
葛城ミサトさんのことを
覚えておいででしょうか。
「サービスサービスぅ」
といえば思い出していただけるかもしれません。
(予告編のキメ科白です、このフレーズ)
彼女は料理の腕前を
「レトルトを原料に良くここまで・・・」
と、酷評されていました。
もし
ミサトさんがシナモンコーヒーを淹れてくれたら
ひょっとしたら
こんな味かもしれない
今ふと、そんな妄想が浮かびました。
実は今、
そんな煎じ薬を飲みきって
30分くらい経つのですが・・・
今もまだ気分が良くないまま
なのです(笑)
与太話に
お付き合いくださってありがとう。
想像を絶する臭いと味と後味の飲み物は
脳神経(ココロ?)に作用し
無駄な想像を掻き立てるのかもしれません。
それならば有る意味
魔女の魔法薬と
言っていえないことも無いのでしょう(笑)
妄想がジェットアローンのごとく
制御不能となってまいりました。
「無理も無いわ。脳神経にかなりの負担がかかったもの」
「ココロ、の間違いじゃないの?」
妄想がアンカブルケーブルを断ち切って
暴走しないうちに
PCの電源を切ろうと思います。
早いものでもう三月、
もう直ぐ桃のお節句ですね。
いつもありがとう。
どうぞおみかぎりなく。
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