にわ

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立夏も過ぎ、
いよいよ夏日も珍しくなくなってきたようです。
眼に映る景色も眩しさを増してきたところで
「4月はどんな月だった?」
過ぎ去った季節を振り返るブログネタです。
過ぎ去った4月、
今年は穏やかな季節でした。
気持ちが
ささくれ波立つことがあっても
朝、夜が明けていく数十分を
静かに感じる時間を持つことで
気持ちを鎮め
気力を充たすよう
自分をコントロールできる日が
多かったように思います。
去年は4月から数ヶ月
気分の揺れを抑えていた、
その頃に比べれば
今の気持ちは澄んでいるように思います。
とはいえ
人間性そのものに
進歩や変化があったわけではありませんから
状況が変わればこの調和は
脆く崩れる
と
覚悟してはいるのですが(笑)
今頃の季節に咲く
庭石菖の花の潔さに
範を取ることができれば
いいのでしょうね。
けれど
今も
「疲れたから暫く書きたくない」と
言った舌の根も乾かないうちから
ブログネタに参加して
なにかから、気持ちを
逸らそうと紛らそうとしているのです。
懲りない性格にも程がある
そんな気がいたします。
いつか、
「庭石菖はじめました」と
言える日がくるといいのですが(笑)
追記
庭石菖が咲き始めました。
この数年は、連休を過ぎ
もう少し
夏の兆しが強まった頃から咲き始めたように
思うのですが。
人目を引くアスタリスクのような花ですので
お好きな方もたくさんいらっしゃるのでしょうか?
この花は北米からの帰化植物、
明治時代に渡来したといわれているのだそうですね。
当地でも

赤紫の花

薄紫の花
を、普通に見ることができます。
薄紫の花に似た、青紫がかった花を
見かけることもあります。
青紫がかかった花は
大庭石菖との交雑なのだとか。
花弁の形に庭石菖の形質が

残っているもの

あまり残っていないもの
ガあるように思います。
ところで。
今年初めて、
庭石菖に似た
白い花を見かけました、

庭石菖よりも尚、花弁が細く
華奢な姿に見えます。
これもまた
交雑主なのでしょうか
それとも突然変異なのでしょうか。

花全体の姿が

全体に似ております。
そして
庭石菖と同じ一日花の性質、
を持っているようです。
朝咲き誇っていた花は
夕方四時ごろにもう
跡形もなくなっていたり致します。
昔、
一日で咲いて凋むことを
はかないと思ったものでした。
今はむしろ
一日で凋むことの意味を知り
その潔さに
頭を垂れる気持ちになるのです。