2013/03/01 寝待月/十八日月
夢一夜 参拾漆 00:36pmに見た夢。
曇っていた。
薄曇りの空の、雲の薄くなったあたりから
鈍い光が弱く差していた。
勝手口の階段を駆け上がり、雉虎猫が帰って来た。
雉虎猫は自分が右手に持っていた
晴雨兼用の赤い日傘にすり寄り、頬づけした。
雉虎猫は日傘を加え、階段を駆けもどって
家の前の通りを走り、溝に飛び込んだ。
雉虎猫は溝の中で、
日傘を相手に疑似狩りを始めた。
雉虎猫は興奮し、日傘に飛び掛かった。
危ない、と思う間もなく
ばね仕掛けの日傘が強い力で開いた。
日傘の骨が
雉虎猫の腹と胸の間あたりに刺さった、
と見えたが見間違いで、
雉虎猫は日傘を咥え、溝を飛び出し
通りを道路の方へ走った。
雉虎猫は道路を横断することはせず
角を曲がったところで
道なりに歩道に入り、
再び疑似狩りを始めた。
自分は雉虎猫のそばへ行った。
雉虎猫は酷く興奮しているようだった。
そして自分に対し、腹を立てているようだった。
雉虎猫は自分に対し怒りを露わにし、
飛び跳ねるような走り方で
歩道を駆け下りていった。
と、言うところで目が覚めた。
類型的な解釈だが、
雉虎猫が自分に対し腹を立てているように思えた。
自分が余り厳しい節制をせず、
ぎっくり腰(軽度)を理由に掃除の手を抜き
剰え、目に良くないピグに逃避することまである、
ということに対し
雉虎猫が怒っているように感じた。
更に類型的な解釈になるが
こういう感じ方をする、ということが
わたし自身の罪悪感の表れなのだろう。
下らない解釈は措くとして
雉虎猫が怒り、走り去るという夢は少々淋しい。
しかし、雉虎猫が怪我もせず、事故にも合わず
元気に疑似狩りをし、走り回っているのが嬉しい。
纏まりのない気分を残す夢だった。
追記
ありがとうございます、
ぺた、メッセージ、メール、お手紙・・・
おせわになって、親切にしていただいているのに
アメーバブログ的に開店休業中のようなわたしを
お見捨てなくお気遣いくださること、
感謝に堪えません。
本当にありがとうございます。