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「初恋」と聞いて連想するワード3つあげて ブログネタ:「初恋」と聞いて連想するワード3つあげて 参加中
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Leschenaultia

初恋、という言葉から最初に連想したのが
レケナウルティア、という花です。
園芸種としてはそう古い花ではないそうです。
出身地はオーストラリアの砂漠地帯、なのだとか。

ちなみに日本名を「初恋草」というのだそうです。
そこからの連想、なのですが。

赤、桃、橙、青、白、など多数の花色があります。
初恋の色は人それそれ、というところでしょうか(笑)

実をつけることはあまり期待できないのだそうです。
それもまた初恋を思わせるのかもしれません。

冬の花として安定した人気を保っている、というこの花、
日本名もそれに与っているのでしょうか。

ただ。

「初恋草」の名は種苗会社がつけたブランドネームである、
という話もあります。

この点、
ティファニーがタンザナイトの名を冠して売り出した
青いゾイサイト(緑廉石)が
20世紀終わりに人気を博した、
そんなエピソードを思い出さないでもありませんが(笑)

清純なイメージを持つ名前の、空疎な由来
そんなありがちな現実においても

「初恋」を連想するのにふさわしい植物、
なのかもしれません(笑)

皮肉ばかり口にするのはおしまいにして
次にまいりましょう。

林檎

初恋、といえば島崎藤村

「まだあげ染めし前髪の
林檎のもとに見えしとき」

という言葉で始まる詩です。
わたしが
暗唱できるのはここまでですが(笑)

林檎、といえば椎名林檎。

初恋、のイメージなら『幸福論』あたりでしょうか?
そうではなくてやはり『ハツコイ娼女』?

歌詞の最後、この言葉は
初恋に落ちた心の普遍的な願いの言葉、
そんな気もいたします。

温室

ツルゲーネフの小説、『はつ恋』、
コケットな年上の美女に翻弄される若造の話、
といってしまっては身も蓋もないのですが(笑)

この小説の中に

「そりゃ、温室のなかだって、やはりいい匂いはするが、
そこで暮らす訳にはいかんですからねえ」

という台詞があります。

最初に読んだのは
小学生だった頃、
子供用のダイジェスト版でした。

その時には
この言葉を、
「初恋というもの」について述べた言葉、
なのだろうと解しました。
初恋というものはすべからく
そういった毒をもつものなのだろう、と。

年を取るにつれ、
この言葉は
恋にのぼせる、という状態を
言っているような気がしてまいりました。
毒に中てられたままでいることはできない、
いつかはもたなくなる、
という現実を言っているのではないか、と。

そんな見方をするようになったせいか、
この言葉、
恋の終わり際に思い出す言葉になりました(笑)

以上

「初恋」から連想する言葉3つ。

不思議なもので、
美しいと思うものばかりを
連想しております(笑)

初恋のイメージは美しくあってほしい、

それは
わたしのようなものの
ひねこびた心の中でさえ
枯れずに生き続ける
願いなのでしょうか、

寒さにも暑さにも強い
砂漠生まれのレケナウルティアのように(笑)