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辛い質問…
この質問が辛いのは
努めて考えまいとしている、
目を背けようとしている
事柄だから、に他ならないのですけれど(笑)
「やっぱり…」という言葉で
最初に決めたことを覆す時の態度、
その態度に毎々「これだけは…」という気分に陥ります。
そう、毎々。
そのたびごとに嫌悪が募るのですが
それをうまく伝えられずにいるのです。
「やっぱり…」
に続く言葉に碌なものがない、
「やっぱり…」
と言葉を継いでいく時の小狡い様子が耐えがたい、
その鬱陶しい求めに応じてしまうわたしが嫌い、
自己嫌悪に陥らせたあなたも嫌い。
そんな気持ちになるけれど、
その気持ちを伝えられないのです。
言を左右する、
最初に言っていたことと違う、
徐々に要求が大きくなる、
そしてそれを正当化する、
のみならず
こちらの責任であると断じる。
そんな、
交渉しているつもりなのか
徐々に我慢する気持ちが減じていくのか
あるいは単にあなどっているのか
それとも要するに好きでもないということなのか
もしやそれが本質なのか
全く理解の埒外でありながら
既に慣れているその態度に
慣れた、と言いながらも受け入れていなわたしが厭、
自己蔑視に陥らせたあなたが厭。
そんな気持ちになるけれど、
その気持ちを伝えられないのです。
無論、
自己嫌悪も自己蔑視もわたし自身の問題で
人のせいにする卑怯さを自分に許すならば
相手の態度も許すのが道理、なのですが。
こんなことを考えていても
何もかもが面倒になるだけですから
言いたいことをはっきり言う方がいい、
歳を取るとともに、
それが何となく分かってきました。
分かるようになるまでが長すぎて
歳を取り過ぎたのですが(笑)
ただ、
分かっていても言えないこともあり、
偶に言えれば喧嘩になり、
喧嘩の後は
有耶無耶のうちに
相手の都合のよいように
事が進んでしまう。
結局それは
わたし自身に問題があるから、
ということなのですが。
「れだけは許せない」ことを
許さずにうまく伝えて解決する、
そんな大人の知恵を身につけるには
単に交渉術を身につける、
ということにとどまらず、
もう少し自分自身のスペックを
向上させる必要があるようです。
現実は厳しいですね。
でもとりあえず
目を背けずにに現実を認めるところから
始めたいと
思い始めているのです。