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最近。
朝は玄米ご飯(押し麦とハト麦入り)と野菜を少々、それだけです。
以前は
ヨーグルトや豆乳も頂いていたのですが
やめました。
蛋白質の摂取を試験的に減らしているのです。
原因不明の免疫異常でただ事でない状態になった皮膚を
治療するための食事制限、というわけです。
さて。
健康維持、ということを考えずに
嗜好だけを基準に答えるなら
和風よりも洋風の朝ご飯のほうが好きです。
現実的にに、というなら
カリッと焼いたイングリッシュマフィンにバターを塗ったものと
簡易ドリップのコーヒー。
余裕があればポーチドエッグを添えてエッグベネディクト風に。
朝は忙しい時間帯ですから
造るのもいただくのも
それくらいの量にしておかないと
あとの時間が押してきて大変なことになってしまいます(笑)
けれど時間の制約もなく
作る手間、片付ける手間も考えなくていいのならば。
イングリッシュブレークファストが好きです。
大英帝国産業革命時代に発祥、ともいわれる
歴史と伝統の朝食です。
まず紅茶。
おいしい紅茶の香りをゆっくり楽しんで、
そして
ポリッジ(一般的なオーツ麦のものを)、
シリアル(ウィータビックスで)
フルーツ(またはフルーツコンポート)、
フルーツジュース
ベーコンエッグ
ソーセージ
キッパー(塩漬け鰊のスモーク)
ベイクドビーンズ(白隠元豆のトマト煮)
ベイクドドマト
マッシュルームソテー
ブラックプディング(豚の血と穀類の腸詰)
ホワイトプディング(豚の内臓と穀類の腸詰)
薄いトースト
締めの紅茶をゆっくり楽しんでおしまい。
そんな朝食です。
これだけの量を、
人に作っていただいて片付けもしていただく。
時間を気にせずゆっくりといただき
紅茶の美味しさにため息をつく。
ベーコンもソーセージも好きじゃないんじゃないの?
と、いう突っ込みはスルーさせてください(笑)
これだけ揃ってこそのイングリッシュブレークファスト
なのですから。
そんな時間の過ごし方、が
「好きな朝食」、
なのですから。
結構長く生きておりますが
数えるほどしか食べたことがございません(笑)
(しかもそのうちの一回は
人生最悪の時間であったため
ほとんど覚えていない、という
物悲しくも勿体無いことになっております)
それでも。
あるいは
不都合な記憶が飛び去ってしまったが故に(笑)
好きな朝食、といえば
フル・ブレックファスト。
産業革命かヴィクトリア朝の英国貴族にでもなったつもりで(笑)、
それとも
今頃の季節ならハロウィン気分、
スチームパンク的な装いでいただいたら楽しいかもしれません(笑)
「好きな朝食」は
時間も手間も予定も何も気にしなくていいフル・ブレックファスト。
それは朝食という形式を踏んで
現実を生活を自分自身を、忘れ去るひと時なのかもしれません(笑)