午後1時半
雉虎猫は灯篭の下で昼寝をしていた。
猫寄セが雉虎猫に近付き、抱き上げた。
雉虎猫は鳴き、抱き上げられることを拒む気持ちを伝えた。
猫寄セは雉虎猫に赤い首輪を付けた。
雉虎猫は今年2月初め、3月半ばにも、その首輪をつけさせられた。
しかし、
雉虎猫は懸命にそれを外そうとし、その姿があまり哀れだったため、
数分後首輪は外された。
猫寄セは雉虎猫を放した。
雉虎猫はまた、灯篭の下に入り、寝なおした。
数分後、
猫被リが来て雉虎猫の頭を撫でた。
雉虎絵猫は猫被リに甘え、
やや目が覚めたところで起き上がり、庭石の上に坐った。

雉虎猫は真面目な顔をし、
欠伸をし、
真面目な顔に戻り、庭石を飛び降りた。
雉虎猫は猫被リと共に濡れ縁に移った。
濡れ縁に上がったところで、雉虎猫は首輪に気付いた。

雉虎猫は濡れ縁から飛び降り、
激しく展転した。
が、
首輪は外れなかった。
雉虎猫は凡そ一分間、首輪と外そうと務め、激しい動きを見せた。
一分後、
雉虎猫は諦め、

猫被リに擦り寄り、甘えた。
その後
雉虎猫は時々、首輪を気にし、掻き落とそうとするような動作で毛繕いをしたが、
それ以上のことはせず、
なるべく気にせず首輪をして暮らすことにしたかのように見えた。
曇った蒸し暑い午後だった。
2009年3月3日 首輪1 (雉虎猫・197 (動画))
2009年2月4日 首輪2 (雉虎猫・198 (動画)) 白猫27
2009年3月14日 首輪3 (雉虎猫・208)白猫33(ドライフード移行6)