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一日だけ好きな賞苦行を体験させていただけるのならば。
宝石商になりたい。
強い憧れがあります。
天然石、という名で市販されている
きれいな石が好きです。
けれど「宝石」という手の届かない存在には
強い憧れがあるのです。
宝石を鑑定する。
宝石を買い付ける。
ジュエリーをリフォーム(デザイン、加工)する。
そんなことがができたらどんなに素敵かと!
美しい石や宝石が好き、というと
昔は、
虚栄心が強いと言って叱られたものです(笑)
わたしは確かにありえないくらい虚栄心が強い女ですが(笑)
宝石に対する憧れは
虚栄心に由来する感情とは少し違うような気がします。
宝石を見たい、観察したい。
宝石と宝石との違いを見際めたい。
あるカットと別のカットとの、
効果の違いを見極めたい。
あるデザインと別のデザインの
印象の違い、昨日の違いを見極めたい。
そういった好みに由来しているような気がするのです。
無論、宝石が自分のものだった素敵、という気持ちもありますけれど(笑)
そんなわけで。
一日体験させていただけるのなら、ぜひ。
宝石商。
他の選択肢はないのです(笑)