
本文はここから
(有名なお話ですから、あらすじは割愛させていただきます)
「スーホーの白い馬」
小学校2年、国語の教科書で読みました。
この話の一番好きな件は。
白馬が自分の亡骸を楽器にしてほしいと願い
少年がその遺言を守った、というところ。
近いというわけでもないけれど
全く違うというわけでもないテイストを感じた、
国語の教科書掲載作品をもうひとつ。
こちらは小学校6年、国語の教科書から。
「葛の花 踏みしだかれて 色あたらし この山道を行きし人あり」 釈迢空
花を踏まず避けて通る行いが普通かもしれない。
踏みしだかれた花より、蔓に咲く花を愛でる気持ちが普通かもしれない。
けれどこのとき、
山道にあって、
踏み拉かれた花の鮮やかさを見、踏み拉いて行った人を思っている。
その気持ちは共感か。憧れか。余人には知るべくもない思いか。
察すべくもありませんが…
この2編、「ちょっと」どころではなく、好きです(笑)