影 (夢一夜 弐拾柒)2011年5月7日 午睡の夢。 伽羅木の生垣、乾いた木漏れ日、影。 雉だ、と思う。 と、 もう、生垣の向かい、物置の前、犬走りのコンクリートに 足を投げ出すように寝そべっている。 目を閉じた雉に 「こんなところでどうしたの?」 と思ったところで、目が覚めた。 静かなさみしい夢。 微熱のある日の夢はとりとめなく短い。 直ぐ寝なおし、5時前まで眠った。