雉(最後の夜) (夢一夜 弐拾肆) | feelsayo 2 

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猫を眺め 猫を被る日々。  
内心 ・・・ です。

2011.01.15 未明に見た夢


居間の隅に坐っていた。

雉の事を考えていた。

夜だった。


ふと、目を上げると

居間の隅にキャットハウス(猫戯ラシ作・段ボール箱製)が置かれ

雉が丸まって眠っている。


自分は箱の底にクッションを敷こうと思った。

立ち上がり、雉をそっと抱き上げた。


雉の体は温かく柔らかで、毛並みは滑らかだった。

被毛の黒毛の艶、赤毛の発色が美しかった。

雉の体に顔を寄せた。清潔な優しい雉の匂いを感じた。


自分は緩やかに、安心感に包まれた。



・・・というところで目が覚めた。


後で気付いた。

夢の中で雉は、最後の夜のようにして寝ていた。