2011.01.15 未明に見た夢
居間の隅に坐っていた。
雉の事を考えていた。
夜だった。
ふと、目を上げると
居間の隅にキャットハウス(猫戯ラシ作・段ボール箱製)が置かれ
雉が丸まって眠っている。
自分は箱の底にクッションを敷こうと思った。
立ち上がり、雉をそっと抱き上げた。
雉の体は温かく柔らかで、毛並みは滑らかだった。
被毛の黒毛の艶、赤毛の発色が美しかった。
雉の体に顔を寄せた。清潔な優しい雉の匂いを感じた。
自分は緩やかに、安心感に包まれた。
・・・というところで目が覚めた。
後で気付いた。
夢の中で雉は、最後の夜のようにして寝ていた。