仕草の名前 (雉虎猫・299)尾の長い雉虎の猫7 | feelsayo 2 

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猫を眺め 猫を被る日々。  
内心 ・・・ です。

2009年6月13日


02:51am


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月。



03:16am

勝手口で鳴く。台所へ。


間食:卵白(ポーチドエッグ1個分の白身にドライフード2粒を砕き、塗したもの)


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最初、一度だけ手を使う。約1/3量猫分け。

食後、

伸び(ヨガ猫)

台所の扉の前に坐り、外に出たい意思を伝える。

外へ。

勝手口階段を降り、様子見。

通りを渡り、斜向かいの家の前に止められた車の下へ。


外はまだ暗い。



06:20am

帰宅。

台所掃き出し窓の前、濡れ縁とリサイクル用段ボール箱の間で鳴く。

台所へ。


猫被リが間食を準備するのを眺める。棚に手を掛けて立ち上がり、窘められる。


間食:先程猫分けした卵白に、砕いたドライフード1粒を塗したもの


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辺りの物音に顔を上げ、緊張の眼差しを向けつつ食す。

一切れ、猫分け。


猫被リに擦り寄り、ドライフードをねだる。

時折、


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猫被リの手に額を擦り付けながら、リズミカルに2足で立ち上がる。


猫被リ、猫皿を取り外の流しへ。

雉虎猫伴走、展転。


朝食:成猫用ドライフード肥満猫用ライト 約25g


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辺りの物音に気を配りつつも、完食。


伸び。


後、


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勝手口階段の前に坐り、向かいの家の方から聞こえる猫の声などを聞く。


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勝手口の階段を降り、


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溝板の上に坐り、様子見。

引き返し、

勝手口側と濡れ縁側との段差の手前に坐り、鳥の声などを聞く。


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猫の声は聞こえなくなり、次第に眠たげな様子。


頬の傷は塞がり、血は止まっている。

瘡蓋と一緒に、固まっていた被毛が、

瘡蓋と一緒に外れてしまったらしい。

地肌が露出し、痛々しい。また毛が生えてくるのだろうか。



07:10amを過ぎた頃

外出。



08:30am前後


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台所横の物置の上、毛繕いしつつ雀を見る。



09:00am前

不在(簡易温室、居間の壁の隅の段ボール箱)



9時25分頃

最寄りのドラッグストアの向かいの集合住宅駐車場に

尾の長い雉虎の猫が坐っていた。


大人の体型になったのか、少し太ったのか、

やや体付きが丸みを帯びたように見えた。

被毛は

黒光りする部分と褐色の部分の対比が美しく、

金目は輝きを増していた。

金目の輝きのせいか、

尾の長い雉虎の猫の小さな顔は明るく感じられ

赤みを帯びた鼻とちいさな顎は、仔猫の時分と変わらず愛らしくみえた。


尾の長い雉虎の猫は、駐車場の端に坐り、暫くの間

竜胆(こと家人2)と猫被リを眺めていた。


やがて

尾の長い雉虎の猫は素早く立ち上がった。

尾の長い雉虎の猫は

長いを緩やかに揺らしながら

狭い通路を小走りで通り抜け、

軽やかな足取りで階段を上がった。

尾の長い雉虎の猫は隣の集合住宅の地所に姿を消した。


尾の長い雉虎の猫は

誰かに飼われているか、外飼いにされているのか、

毛並みがよく、怯えた様子もなく、

相変わらずとても、美しかった。


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尾の長い雉虎の猫の仔猫のころの写真。 2009年1月21日と同2月24日。 




09:30am

毛繕い(簡易温室、段ボール箱)



10:00am過ぎ

寝(簡易温室、床(段ボール箱の直ぐ前))


午後12時半

猫被リは簡易温室を覗いた。

雉虎猫は簡易温室の段ボール箱の中に

軽く丸まって寝そべり、猫被リを見た。


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雉虎猫は立ち上がり、箱を出、簡易温室を出た。

雉虎猫は伸び(ハロウィン猫)をした。


雉虎猫は植え込みの植物が取り払われた後の

柔らかな土に寝そべった。

雉虎猫は低い柵越しに猫被リを見上げ

軽く顎を上げ、目を細め、甘えた様子をした。


「撫でてほしい」ということだった。


猫被リは塀越しに腕を伸ばし、雉虎猫を撫でた。

やがて雉虎猫は立ち上がり、寝室の壁角を曲がり

台所の方へ行った。


雉虎猫は濡れ縁に飛び乗った。


間食:納豆 5粒


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雉虎猫は納豆を完食しラップを舐めた。


食し終えると雉虎猫は舌舐りをし、簡単に毛繕いをした。


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雉虎猫は濡れ縁に寝そべり、猫被リを見た。

雉虎猫は猫被リの方に手を伸ばし、目を細めた。


「撫でてほしい」ということだった。



12時50分

猫被リは雉虎猫の傍らに腰掛けた。

雉虎猫は猫被リの方へ頭を向け、手を伸ばして猫被リの脚に触れた。


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猫被リは雉虎猫の頭を撫でた。

雉虎猫は猫被リの手に頭を軽く押しつけた。


「続けてほしい」ということだった。


猫被リは雉虎猫の頭を撫で、

雉虎猫は目を細めた。


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空高く烏が鳴きながら飛んで行った。

雉虎猫は烏の方を見ようともしなかった。



1時6分

猫被リは立ち上がった。

雉虎猫は顔を上げ、

腕を使って匍匐前進をするような態で猫被リに近付いた。

雉虎猫は猫被リの方に腕を伸ばした。


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猫被リは雉虎猫の傍らにしゃがみ、雉虎猫の頭を撫でた。

雉虎猫は満足気に目を細め、頭を下げた。



1時7分

雉虎猫は立ち上がり、身軽な動作で段ボール箱に跳び込んだ。


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雉虎猫は段ボール箱の中で軽く背を丸め手足を伸ばして寝そべった。

猫寄セが雉虎猫の顔を撫でた。

雉虎猫は機嫌よく顔を傾け、猫寄セの手に顔を寄せた。

そしてまた、

軽く丸まり直し、手足を伸ばした。



03:00pm

郵便配達の物音と声に驚き、逃げる。

(郵便配達員氏・談)



03:40am

台所の扉から入り、鳴く。

廊下に寝そべり、猫被リを待つ。


猫被リ雉虎猫に近付く。

雉虎猫立ち上がり小走りで台所へ。

猫被リ、後に続く。


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雉虎猫、台所の隅に寝そべり、欠伸。

猫被リを見上げ、顎を上げる。

猫被リ雉虎猫を撫でる。

雉虎猫、満足気に目を細める。


雉虎猫、欠伸。

三和土に降り、坐り、


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再び欠伸。


猫被リ、納豆を手に濡れ縁へ。

雉虎猫、後に続き、濡れ縁に飛び乗る。


間食:納豆 5粒


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完食。

濡れ縁に寝そべり、寛いだ後、外出。



05:00pm過ぎ

濡れ縁に上がり、空腹を訴え鳴く。


猫被リ、猫皿を取りに外の流しへ。

雉虎猫、伴走。



05:06pm


夕食:成猫用ドライフード肥満猫用ライト 約25g


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完食。

食後、

濡れ縁に寝そべり、通りの方を眺める。

外出。




08:56pm

濡れ縁で鳴く。

猫被リが近付くと擦り寄る。

が、

直ぐに門扉の方へ走り猫の正坐の体勢。

様子見。












猫に独特の仕草として


1.体を擦り付けるようにして地面に転がる

2.背を大きく褶曲させ、人に体を擦り付ける。


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3.人の手に頭を軽く押しつけながら、リズミカルに2足で立ち上がる


などが思い浮かぶ。

雉虎猫が日々こう言った仕草で、

何らかの気分を表したり、意思や希望を伝えたりするせいだろうと思う。


こういった仕草それぞれは、名前を持っているのだろうか。

検索するのだがうまくいきつくことができない。


便宜上、自分は

1.を展転(輾転反側、から)と呼んでいる。

2.は一般に擦り擦りと呼ばれているものだろうかと思う。


3.も猫のおねだりの仕草としてよく見られるものではないかと思う。

が、

呼び名を思いつかない。


雉虎猫は小さな子猫だった自分、3.の仕草をすることが殆どなかった。

最近になって、時折、この仕草をみせてくれるようになった。

少し大人になったのだろうか。


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今日は朝食前、何度か繰り返してこの仕草をし、ドライフードをねだった。

嬉しかった。




猫の仕草に固有の名前があるのなら、知りたいと、常々思っているのだが

意外に名前を調べることは難しく、いまだに分からないままでいる。


猫のいろいろな仕草のそれぞれに、「香箱」のような風流な名前がついているのではないだろうか、と

思っているのだけれど。