2009年6月13日
02:51am

月。
03:16am
勝手口で鳴く。台所へ。
間食:卵白(ポーチドエッグ1個分の白身にドライフード2粒を砕き、塗したもの)

最初、一度だけ手を使う。約1/3量猫分け。
食後、
伸び(ヨガ猫)
後
台所の扉の前に坐り、外に出たい意思を伝える。
外へ。
勝手口階段を降り、様子見。
通りを渡り、斜向かいの家の前に止められた車の下へ。
外はまだ暗い。
06:20am
帰宅。
台所掃き出し窓の前、濡れ縁とリサイクル用段ボール箱の間で鳴く。
台所へ。
猫被リが間食を準備するのを眺める。棚に手を掛けて立ち上がり、窘められる。
間食:先程猫分けした卵白に、砕いたドライフード1粒を塗したもの

辺りの物音に顔を上げ、緊張の眼差しを向けつつ食す。
一切れ、猫分け。
猫被リに擦り寄り、ドライフードをねだる。
時折、
猫被リの手に額を擦り付けながら、リズミカルに2足で立ち上がる。
猫被リ、猫皿を取り外の流しへ。
雉虎猫伴走、展転。
朝食:成猫用ドライフード肥満猫用ライト 約25g

辺りの物音に気を配りつつも、完食。
伸び。
後、
勝手口階段の前に坐り、向かいの家の方から聞こえる猫の声などを聞く。

勝手口の階段を降り、

溝板の上に坐り、様子見。
引き返し、
勝手口側と濡れ縁側との段差の手前に坐り、鳥の声などを聞く。
猫の声は聞こえなくなり、次第に眠たげな様子。
頬の傷は塞がり、血は止まっている。
瘡蓋と一緒に、固まっていた被毛が、
瘡蓋と一緒に外れてしまったらしい。
地肌が露出し、痛々しい。また毛が生えてくるのだろうか。
07:10amを過ぎた頃
外出。
08:30am前後

台所横の物置の上、毛繕いしつつ雀を見る。
09:00am前
不在(簡易温室、居間の壁の隅の段ボール箱)
9時25分頃
最寄りのドラッグストアの向かいの集合住宅駐車場に
尾の長い雉虎の猫が坐っていた。
大人の体型になったのか、少し太ったのか、
やや体付きが丸みを帯びたように見えた。
被毛は
黒光りする部分と褐色の部分の対比が美しく、
金目は輝きを増していた。
金目の輝きのせいか、
尾の長い雉虎の猫の小さな顔は明るく感じられ
赤みを帯びた鼻とちいさな顎は、仔猫の時分と変わらず愛らしくみえた。
尾の長い雉虎の猫は、駐車場の端に坐り、暫くの間
竜胆(こと家人2)と猫被リを眺めていた。
やがて
尾の長い雉虎の猫は素早く立ち上がった。
尾の長い雉虎の猫は
長いを緩やかに揺らしながら
狭い通路を小走りで通り抜け、
軽やかな足取りで階段を上がった。
尾の長い雉虎の猫は隣の集合住宅の地所に姿を消した。
尾の長い雉虎の猫は
誰かに飼われているか、外飼いにされているのか、
毛並みがよく、怯えた様子もなく、
相変わらずとても、美しかった。
尾の長い雉虎の猫の仔猫のころの写真。 2009年1月21日と同2月24日。
09:30am
毛繕い(簡易温室、段ボール箱)
10:00am過ぎ
寝(簡易温室、床(段ボール箱の直ぐ前))
午後12時半
猫被リは簡易温室を覗いた。
雉虎猫は簡易温室の段ボール箱の中に
軽く丸まって寝そべり、猫被リを見た。

雉虎猫は立ち上がり、箱を出、簡易温室を出た。
雉虎猫は伸び(ハロウィン猫)をした。
雉虎猫は植え込みの植物が取り払われた後の
柔らかな土に寝そべった。
雉虎猫は低い柵越しに猫被リを見上げ
軽く顎を上げ、目を細め、甘えた様子をした。
「撫でてほしい」ということだった。
猫被リは塀越しに腕を伸ばし、雉虎猫を撫でた。
やがて雉虎猫は立ち上がり、寝室の壁角を曲がり
台所の方へ行った。
雉虎猫は濡れ縁に飛び乗った。
間食:納豆 5粒

雉虎猫は納豆を完食しラップを舐めた。
食し終えると雉虎猫は舌舐りをし、簡単に毛繕いをした。

雉虎猫は濡れ縁に寝そべり、猫被リを見た。
雉虎猫は猫被リの方に手を伸ばし、目を細めた。
「撫でてほしい」ということだった。
12時50分
猫被リは雉虎猫の傍らに腰掛けた。
雉虎猫は猫被リの方へ頭を向け、手を伸ばして猫被リの脚に触れた。

猫被リは雉虎猫の頭を撫でた。
雉虎猫は猫被リの手に頭を軽く押しつけた。
「続けてほしい」ということだった。
猫被リは雉虎猫の頭を撫で、
雉虎猫は目を細めた。

空高く烏が鳴きながら飛んで行った。
雉虎猫は烏の方を見ようともしなかった。
1時6分
猫被リは立ち上がった。
雉虎猫は顔を上げ、
腕を使って匍匐前進をするような態で猫被リに近付いた。
雉虎猫は猫被リの方に腕を伸ばした。

猫被リは雉虎猫の傍らにしゃがみ、雉虎猫の頭を撫でた。
雉虎猫は満足気に目を細め、頭を下げた。
1時7分
雉虎猫は立ち上がり、身軽な動作で段ボール箱に跳び込んだ。

雉虎猫は段ボール箱の中で軽く背を丸め手足を伸ばして寝そべった。
猫寄セが雉虎猫の顔を撫でた。
雉虎猫は機嫌よく顔を傾け、猫寄セの手に顔を寄せた。
そしてまた、
軽く丸まり直し、手足を伸ばした。
03:00pm
郵便配達の物音と声に驚き、逃げる。
(郵便配達員氏・談)
03:40am
台所の扉から入り、鳴く。
廊下に寝そべり、猫被リを待つ。
猫被リ雉虎猫に近付く。
雉虎猫立ち上がり小走りで台所へ。
猫被リ、後に続く。

雉虎猫、台所の隅に寝そべり、欠伸。
猫被リを見上げ、顎を上げる。
猫被リ雉虎猫を撫でる。
雉虎猫、満足気に目を細める。
雉虎猫、欠伸。
三和土に降り、坐り、

再び欠伸。
猫被リ、納豆を手に濡れ縁へ。
雉虎猫、後に続き、濡れ縁に飛び乗る。
間食:納豆 5粒

完食。
濡れ縁に寝そべり、寛いだ後、外出。
05:00pm過ぎ
濡れ縁に上がり、空腹を訴え鳴く。
猫被リ、猫皿を取りに外の流しへ。
雉虎猫、伴走。
05:06pm
夕食:成猫用ドライフード肥満猫用ライト 約25g

完食。
食後、
濡れ縁に寝そべり、通りの方を眺める。
後
外出。
08:56pm
濡れ縁で鳴く。
猫被リが近付くと擦り寄る。
が、
直ぐに門扉の方へ走り猫の正坐の体勢。
様子見。
猫に独特の仕草として
1.体を擦り付けるようにして地面に転がる
2.背を大きく褶曲させ、人に体を擦り付ける。
3.人の手に頭を軽く押しつけながら、リズミカルに2足で立ち上がる
などが思い浮かぶ。
雉虎猫が日々こう言った仕草で、
何らかの気分を表したり、意思や希望を伝えたりするせいだろうと思う。
こういった仕草それぞれは、名前を持っているのだろうか。
検索するのだがうまくいきつくことができない。
便宜上、自分は
1.を展転(輾転反側、から)と呼んでいる。
2.は一般に擦り擦りと呼ばれているものだろうかと思う。
3.も猫のおねだりの仕草としてよく見られるものではないかと思う。
が、
呼び名を思いつかない。
雉虎猫は小さな子猫だった自分、3.の仕草をすることが殆どなかった。
最近になって、時折、この仕草をみせてくれるようになった。
少し大人になったのだろうか。
今日は朝食前、何度か繰り返してこの仕草をし、ドライフードをねだった。
嬉しかった。
猫の仕草に固有の名前があるのなら、知りたいと、常々思っているのだが
意外に名前を調べることは難しく、いまだに分からないままでいる。
猫のいろいろな仕草のそれぞれに、「香箱」のような風流な名前がついているのではないだろうか、と
思っているのだけれど。