返事 (雉虎猫・117) | feelsayo  昭和的外猫日記

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  猫を眺め 猫を被る日々。
  内心 ・・・ です。

12月13日


午前5時前

猫被リ(ことsayo)が台所へ行くと猫寄セ(こと家人1)と雉虎猫が待っていた。

猫寄セは朝食を摂り、雉虎猫は朝食を摂る猫寄セを眺めた。



5時過ぎ

猫寄セは雉虎猫を抱き、撫でて出掛けて行った。

猫被リは台所を片づけ、雉虎猫は片付けが終わるのを待ち


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空腹を訴え、鳴いた。



5時20分を過ぎて

猫被リは朝食の準備をしに外へ出た。


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雉虎猫は一旦外に出たがまた台所のクッションに戻った。

準備が終わり猫被リが呼ぶと


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雉虎猫は外に出た。

朝食が供された。


豚薄切り肉(茹でたもの) 2枚(1枚約20g×2)


雉虎猫は


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直ぐに食し始めた。そして


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正面


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左右、あらゆるところを警戒しつつも完食した。


食後雉虎猫は直ぐ


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隣家の方を気にしながら台所に戻った。


月は


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西に傾いていた。

猫被リは外の流しへ行って猫皿を洗い、月を撮った。


雉虎猫は台所の中から猫被リを呼んだ。

猫被リが台所に戻ると、


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雉虎猫は鳴くのを止めた。


雉虎猫は毛繕いを始めた。

そしてそれが終わると香箱を作って寛いだ。



5時50分

雉虎猫は


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悲しげな声で猫被リを呼んだ。


猫被リが雉虎猫を見ると、雉虎猫は黙って猫被リを見上げた。


猫被リは椅子に腰かけた侭、雉虎猫を呼んだ。

雉虎猫は用心しながら椅子の下まで歩き

距離を測るような顔をした後

猫被リの膝に飛び乗った。

雉虎猫は

膝に乗って


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デジカメの紐に少し戯れ掛っただけで


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直ぐに目を閉じて寝た。



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そしてその侭眠ってしまった。

雉虎猫は余り身動きにしないで眠っていた。



6時40分

猫被リは雉虎猫を簡易温室に移すことにした。

猫被リが雉虎猫を抱いて簡易温室の近くに来ると

雉虎猫は猫被リの腕を飛び降り


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地面に坐り欠伸をした。


雉虎猫は小走りで庭石のところまで行って飛び乗り、


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朝陽の方を向いてしばし黙考した。

そして立ち上がり、


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植え込みに走り込み、庭石の裏を走り抜け、


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疑似狩を始めた。

疑似狩に飽きると


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家庭菜園の端に坐り、雀の声に身にを傾け、

あわよくば飛び掛りたそうな様子をした。



7時50分

雉虎猫は濡れ縁に坐って鳴き


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空腹を訴えた。

猫被リは差し入れをした


猫飯(ティースプーン1杯+鰹節)


雉虎猫は


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匂いを嗅いだ。

そして

猫皿に背を向けて伽羅の生垣のところへ行き

爪を研いだ。


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雉虎猫は植木鉢の蔭に行って雀を狙っているかのような様子をし、


濡れ縁の前へ行って疑似狩を始めた。



8時20分

雉虎猫が鳴いたので、猫被りは部屋の窓を開けた。

雉虎猫は隣家のベランダの縁で鳴いていた。


雉虎猫は急に狩をはじめた。


約一分間雉虎猫はベランダの端で跳びはね、


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そして小さな虫を捕食したようだった。


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雉虎猫は隣家のベランダに入り、そこで暫く日光浴をし、


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猫被リの呼びかけに応じてかどうか、庭に戻った。

雉虎猫は直ぐにまたどこかへ出掛けて行った



10時前

雉虎猫はいつの間にか帰宅し、

濡れ縁の上に置かれた猫飯を半量程食し

簡易温室の段ボール箱の中で寝そべっていた。



11時

雉虎猫は簡易温室の段ボール箱の中で

丸まって眠っていた。



12時前

雉虎猫はどこかへ出かけて留守だった。



12時過ぎ

雉虎猫は濡れ縁に戻り、鳴いた。

猫分けしてあった猫飯の匂いを嗅ぎ、食しはせず、

その横に坐り、通りを眺めはじめた。

雉虎猫は


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勝手口から濡れ縁辺りで、

外を眺めたりうろついたりして過ごした。


1時から1時40分

雉虎猫は


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猫戯ラシと庭で遊んだ。

雉虎猫は


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物陰に潜んでは



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猫戯ラシの振る紐に戯れつき、跳び掛った。


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疲れると横になって休み、また走り始めた。


猫戯ラシが昼食のお結びを食べ始めると

雉虎猫は沓脱石に坐り、鳴いた。

猫被リは雉虎猫用に猫飯お結びを作ったが

雉虎猫は臭いを嗅いだだけだった。


その後。雉虎猫はいつの間にか出掛けたようだった。



4時

雉虎猫は帰宅し、


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濡れ縁の上の段ボール箱に入り台所や道を眺めた。

猫被リが濡れ縁の近くへ行った時


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雉虎猫は伸びをしていた。

竜胆(こと家人3)が雉虎猫に

先ほどのお結びを平たく押しつぶして供した。

雉虎猫は


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差し入れよりも物音の方が気になる様子だった。

それでも雉虎猫は1/3程


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ライスバーグのようになったお結びを齧り、

箱に戻った。

齧っている最中、雉虎猫は鳥の声や通りを行く人の声を

気にしていた。


雉虎猫はお結びを猫分けし、箱に戻った。

空は曇り薄暗くなっていた。

雉虎猫はいつの間にか箱の中でうつらうつらし始めた。


辺りは徐々に暗くなっていった。


5時30分過ぎ

夕食が供された


幼猫用ドライフード 約25g


雉虎猫は


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2粒だけ猫分けし、濡れ縁に戻った。

雉虎猫は濡れ縁に上がって台所の方を向き激しく鳴いた。

そして黙って通りを眺めはじめた。



5時50分

猫被リが濡れ縁へ行くと、

雉虎猫は濡れ縁の端で猫の正坐の体勢を取っていた。

猫被リは雉虎猫の横に坐った。

雉虎猫は暫くの間その侭濡れ縁に坐っていた。

雉虎猫は首を巡らせ、通りを行く犬や人や車の動きを追った。


雉虎猫は背中の筋肉全体を、2度、大きく波打たせた。

猫被リは雉虎猫に「どうぞ」と促した。

雉虎猫はそろりと膝に上がり、ゆるく香箱を作った。

雉虎猫はしばらくじっとしていて、

それからまた、物音に聞き耳を立て始めた。



6時10分頃

雉虎猫は猫被りの膝を降り、

バケツの水を飲み、伽羅の生垣で爪を研いだ。


空は薄く雲に覆われているようだった。

月は見えなかった。



6時半

雉虎猫は簡易温室の段ボール箱でねていた、らしい(竜胆・談)



8時半


一年で一番大きく見える、という今夜の月は

雲の向こうに隠れたままだった。


「雉さんはいますか」

猫被リはいつものように簡易温室を覗きながら言った。

雉虎猫は簡易温室の段ボール箱で寝ていた雉虎猫は


みにゃん


と一声で鳴いた。小さな、高く澄んだ声だった。




簡易温室で休んでいる雉虎猫の様子を見に行く時

猫被リは何時も同じように

「雉さんはいますか」

と声をかけている。


雉虎猫が声を出して、リアクションをしてくれたのは

これが初めてだった。


雉虎猫が返事をしてくれたのだったら嬉しい、と思う。