カウンセラーにはない視点を持つ人との出会い
SNSを通じて、人を傷つけて追い詰める事件があると、SNSが問題視されます。
たしかに、今、SNSを使うことで、今までなら気付かなかった言葉が相手に届いたり、多くの人に広まったりしやすくなっています。
それは、SNSが人との出会いを広げる可能性を持つツールだからでしょう。
ただ、いじめの原因がSNSなのではなく、子どもの心の中のさまざまな悪い感情が原因のひとつとしかいいようがないのではないでしょうか。
SNSを使っていないときでも、子どもの精神状態が隠れた場所で人を傷つける行為につながることは起きていました。
子どもたちが、せまい社会の中で行き詰るのではなくSNSを通じて他の人と出会うことで、一息つけるための道具にでもなるはずです。
その時、誰と出会うかが心配だったり、ネット依存にならないかという心配がされています。
依存するとすれば、現状では家族や先生に依存することになるでしょうか。
それが、先生が病む原因にもなっていないでしょうか?
そういう危険を避けるために相談にのる立場にある人は、二重関係を持たずに、時間を決めて相談にのるなどのルールを作っているのですね。