もう、避けては通れない… | feelinghomeのブログ

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前回、パナソニックのベリティスとベリティスプラスについて

 

書いていたら思い出してしまった…。

 

以前、ベリティスについて調べてみたことがあり

 

いつかこれをを書こうと思ったことを。

 

言うたら、床材について書きたかったんですねぇ。

 

でも、床っておくが深い…(´_`。)

 

特に 『木』 の床。

 

こりゃ~まだ修業が足りん!!って

 

手を付けられなかった…。

 

でも、思い出してしまった(ノ_-。)

 

 

だから…

 

先輩たちからすれば

 

『 そんなの誰でも知っとるわ! 』

 

『 知識が薄っぺらいわ! 』

 

って総突っ込みが入るであろう内容だけど

 

チャレンジしてみようかなと(^▽^;)

 

 

 

だって、床って

 

室内で大きな面積を占めていて

 

内装のイメージを決めるのに重要な部分。

 

どのような床材を選ぶかで、その部屋の印象は大きく変わります。

 

 

人間の視野って目から上に60度、下に70度

 

見えるようになっていて、下の方がたくさん見えるし

 

視線って無意識の時に上に向かないですよね?

 

つまり、人は無意識のうちに

 

床面をたくさん見ているってことです(。+・`ω・´)

 

だから、床材選びはとっても大事!!

 

でも、豊富な種類の中から

 

何を選んだらいいのかよく分からない(´ε`;)ウーン…

 

といった方も多いはず。

 

 

床材にはフローリングやタイルなど様々な種類があり

 

それぞれの特性が異なります。

 

部屋の目的や用途に合わせて

 

上手に使い分けるのが大事!

 

さぁ、みんなで床材について学びましょう!

 

家づくりを失敗しないためにも( ̄▽ ̄)

 

 

 

 

『 フローリング 』

 

床材として最も多く使われているのが「フローリング」。

 

木の持つ温かみや足触りの良さ、質感の高さなどが特徴です。

 

一般的に、「無垢フローリング」「複合フローリング」

 

2種類に分けられます。

 

 

 

『 複合フローリング 』

 

多くの新築住宅やマンションなどで使われている「複合フローリング」。

 

薄い板を接着剤で貼り合わせた合板の表面に

 

薄い木材や樹脂シートなどの化粧材を貼ってコーティングしたものです。

 

時間が経っても、膨張や収縮・反りやねじれが生じる心配が少なく

 

価格もリーズナブル

 

近年では、見た目が無垢材と変わらないものや

 

汚れ・傷やへこみに強いもの、遮音・ペット用など

 

バリエーションが豊かです。

 

↓Feeling Home の事務所にあった複合フローリングのサンプル

 

↓横から見るとこんな風になっています。

 

 

 

『 無垢フローリング 』

 

天然木の一枚板を切り出して加工したもの。

 

天然素材ならではの質感、調湿性の高さ、肌触りの良さなどが魅力です。

 

ただし、膨張と収縮を繰り返すので反りや割れなどが生じることも。

 

床暖房には不適とされていますが、床暖房用に特殊な処理を施したものもあります。

 

↓こちらも、事務所にあったサンプル。上から見ただけじゃ

  素人目には、複合フローリングとの違いがよくわかりませんね。

 

↓横から見ると、1枚板であることがよくわかりますね。

 

 

 

フローリングは表面保護のために塗装が必要なのですが

 

塗装には、主にコーティング系塗料と浸透性塗料があります。

 

コーティング系(ウレタン塗装・UV塗装)は、木の表面に膜をはるタイプ。

※UV塗装とは紫外線を照射させて塗料を乾燥させていく手法

 

水や汚れに強くお手入れが楽なのですが

(膜をはると言っても、あまり長時間そのままにしていると

やはり水は浸み込んでいくので、水が付いたらすみやかに拭き取りましょう。)

 

一度ついた傷を自ら補修することは難しいというデメリットがあります。

 

 

浸透性塗料(オイルフィニッシュ)は、塗装剤が木に浸みこんでいくタイプ

 

木の質感を楽しめる一方、汚れや傷がつきやすいというデメリットも。

 

ただし、軽い傷ならヤスリがけで対応が可能です。

 

水をこぼすとウレタン塗装よりもかなり早く木材に浸み込んでいきます。

(サンドぺーパーでこすれば目立たなくはなりますが・・・。)

 

※フローリングについては、別に機会を設けて詳しく

書きたいと思っていますので

今日は大まかな説明だけさせてもらいます。

 

 

 

『 クッションフロア 』

 

塩化ビニルを素材とした「クッションフロア」。

 

耐撃吸収性、耐水性などが特徴。

 

色柄などのバリエーションが豊富で、コストも安価

 

フローリングやタイルを模したデザインもの

 

抗菌や消臭機能を持つものもあります。

 

耐久性はやや劣りますが、施工しやすく貼り替えが比較的容易という特徴も。

 

↓バリエーションがたくさん! ウッド調・ストーン調 etc

 

一般的なクッションフロアの厚み

 

 

 

 

『 タイル 』

 

陶磁器製の「タイル」は、耐久性耐汚性、耐水性に優れています。

 

色柄や形状が豊富で、高級感を演出できるのも魅力。


一方で、目地が汚れやすい足触りが硬く

 

物を落とすと割れやすいなどのデメリットも。

 

冬は冷たく感じられますが、床暖房推奨用のタイルもあります。

 

表面仕上げによっては滑りやすいため

 

水濡れする場所では仕上げにも配慮が必要です。

 

 

 

『 カーペット 』

 

ウールやナイロン、アクリルなどの織物で

 

デザイン性の高い「カーペット」。

 

特にウール100%は、保温性吸音性があり

 

足触りが柔らかくホコリが立ちにくいなどのメリットがあります。

 

実際、フローリングの部屋とカーペットの部屋とでは、

 

カーペットの方が舞っているほこりの数が少ないそうです。

 

掃除機をこまめにかけて除湿や換気に気をつければ

 

清潔に使うことができますよ。

 

フローリングや石材などに比べて滑りにくい素材なので

 

室内でペットを飼っている方にもおすすめです。

 

一方で、フローリングほどの耐久性はなく

 

液体汚れなどを放置するとシミになってしまうことも。

 

 

 

正方形のタイルのようにつくられた「タイルカーペット」

 

汚れた部分だけ簡単に貼り替えられるので、比較的取り入れやすいでしょう。

 

大きさは30~60cm角くらい。

 

フローリングの上に直接置くだけのすべり止め付きのタイプもありますので

 

そちらはさらに気軽に試してみることができます。

 

 

 

『 コルク 』

 

コルク樫という木の表皮を加工した「コルク」は

 

適度な弾力性があり、足腰への負担が少ないのが特徴。

 

正方形の「コルクタイル」や長尺タイプの「コルクフローリング」などがあります。

 

温かみがあり足触りが良く、吸音性や耐久性にも優れています。

 

ただし、キャスターなどを引きずると跡が残りやすいといった弱点も。

 

水に強く断熱性があって暖かく感じるという性質から

 

キッチンや洗面所、脱衣所など水まわりにも向いています。

 

また、子どもやお年寄りが使う場所にもよく使われます。

 

 

 

『 畳 』

 

日本の住まいといえば、やはり畳。縁(へり)のない畳は

 

すっきりとしてモダンな印象です。


畳の縁は、表面のい草(いぐさ)が折れる部分を保護するためのもの。

 

縁のない畳の場合は、丈夫な上級い草を使用しますので、お値段も高めになります。


フローリングの部屋と段差なしでつなぐ場合

 

畳とフローリングは厚みが違うので

 

あらかじめ下地作りをしておくことが重要です。

 

 

 

『 石材 』

 

高級感ある床材の代表格ともいえるのが

 

石材、中でも大理石などは有名ですね。

 

お値段は石の希少性や運搬の大変さに比例

 

石の種類によるほか、1枚あたりの大きさが大判になるほどアップします。

木材に比べると見た目にもひんやりした印象

 

実際に触った時にも冷たく感じます。

 

反面、石は一度温まると遠赤外線を発して木材以上に暖かさを感じるので

 

床暖房と合わせて使うことをおすすめします。

 

石ということで耐久性が高いイメージはありますが

 

清掃などのメンテナンスで気を付けるべき点が多くありますので

 

種類ごとの特性をよく知り、正しいお手入れをして下さい。

 

 

 

 

いかがでしょうか?

 

床材と一口に言っても

 

たくさんの種類があり

 

それぞれに特性があります。

 

床材を選ぶ時は、インテリア性はもちろん

 

部屋の用途に合ったものを選ぶことが大切ですね。

 

 

 

次回は、いよいよ

 

奥深いフローリングに特化して

 

書いてみたいと思います。

 

しばしお待ちくださいませ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚