生き急がない。死に急がない。 | 【新潟・kokoroの杜369みろく】自分を信じる心が育つ♪~Feeling-safe~

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【自己探究育みサポート】地球に暮らす宇宙人アミ♪の「おかえりなさいセッション」
どんな心にも寄り添いながら、本音・適性・才能を形にして読んで見ませんか。
周りの大切な人達に喜ばれる形になる所まで、共に創る❤︎セッションで伴走します。

逝くのか…
とうとう逝くのか。

いつ逝くんだ。
今晩か?明朝早くか?


とりあえず今日は、もった。
でも予断を許さない中で
じゃあ、
明日か明後日か?


義母は息子(夫)と、葬式の手配まで
心づもりを始めている気配。


そんな状況で嫁の私は淡々と、
県外出張の準備と今日の作業。

行ってすぐに呼び戻されるかもしれない。

「通夜には間に合うように帰って来てくれ。」

と言う夫は 不安そうな顔。



こんにちは。
【新潟・心屋塾】小田愛弓です。



それが先週始めのお話しで、

「いざ!呼吸も止まりがちだからご家族集めてください!
最期の覚悟をしておいてください。」

と言う医師の言葉に、

私は息子を連れて病院にも駆けつけた。
(先週 月曜日かな)


お義父さんは、

声掛けに反応せずに目は虚ろ。

【あちらの世界】に心飛ばして、
ひと足先に 遊んでいるかのような

そんな感じに見えた。

平和で楽しそうだと私には感じられて、
悲しい涙は出なかった。



それでも、「この世でのお別れ」が

近付いているのは寂しかったけど。




結婚式披露宴の「新郎父親あいさつ」では

いつもはボソボソ喋る お義父さんが

直立不動で、声高らかに

『あゆみさんを全力でお守りします!! 』
と宣言してくれたから。

(夫では無かったことに、今更、気付く。爆笑)


私は今、この家に居座ることが可能なのかもしれない。




教員を辞職することを打ち明けた時は、

『お前を見損なった!逃げるのか!?』

と言われて (元、教員の義父)

さすがに素直な嫁の私もキレて‼︎

でも最初で最後、あんなに本音で
ぶつかっていった事は、この家で
あの先も後も無い。


本音を言って、私はスッキリして。

本音の話し合いは、人間関係を良くするな~
(=´∀`)人(´∀`=) なんて…悦に入ってたら


生意気過ぎる!
お義母さんにも
 あの口の聞き方は、
なんだ!!

 もうこの家の敷居はまたがせない!』

(当時は、別暮らしだった。)
と、

エラいご立腹されてる話を夫から聞き、

(当時、夫(長男のボン)は伝書鳩。笑 )


やれやれ┐( ̄ヘ ̄)┌…
メンドクセーな 素直じゃないな~~
と、

「私の言葉が過ぎまして、生意気でした。
   どうもすみませんでした。」

お盆の帰省の際、家に入るなり真っ先に
茶の間で三つ指ついて謝って、

その後 何事も無かったかのように
暮らしていたのも 懐かしい。

(σ・∀・)σ 


だって、私かなり生意気だし、

本気だったから、暴言も確かに吐いたしね。



本気で吐き出せて、
本気で謝れる、

お義父さんは そんな人だなぁ。



あぁ、そう。

先週の始めに医師から「覚悟を」告げられた
お義父さんは まだ生きている。



しかも、奇跡の回復で。



看護師経験者の義母が言うには、

『あの状況(下顎呼吸を始めた)の患者さんは、
  まず、全員息を引き取ったね~。
   私はあんな回復見たことないわー。』

「老衰ですから。」「老衰」
と、

盛んに口にしてたらしい医師や病院の看護師さんたちも、

びっくりポン!!の回復状態。

「私が耳元で、お父さん死なないで!   死なないでーーー!! 
と怒鳴ったからかしら?」

お義母さんは後悔 驚愕している。


三途の河を渡ろうとして、

きっとご先祖様や兄弟姉妹達に、
『まだ来んな~~。』
って追い帰されたのかな?と

私は本気で思う。



それと、
「まだ生きてやる。」の強い意志と、

 細胞の生命力を感じる。



【老衰】だと先週までは私も思っていたけど
細胞の命の芯がす~っと燃え尽きるには、
80歳はまだ「わかい」
と言うことか。

骨と皮だけのガリガリガリ子なんだよ(;_;)

たしか慢性の腎不全とか糖尿とか、肺癌とか
その他にも 色々病気とお付き合いしていた人のはず、
なんだよ。


お酒の量もタバコも半端なくて、
私が結婚してみる限りでも偏食が酷くて
ああ早死にタイプ決定!と思ってた。


なのに…

臓器(細胞)の力って

スゴイな~~。((((((ノ゚⊿゚)ノ



夫婦喧嘩ばかりで挙句尻に敷かれていた
(時々ボソッと妻の悪口を私にボヤいてた)

そんな連れ合いが、毎日付ききりで看護してくれ

気を良くしたのかな?
お義父さん。


「もう少しそばに居たい。」

そう思ったのかな?


それとも、息子(夫と弟さん)に

親父の圧倒的な生き様

見せ付けているのかしら?



いやいや…

私のこんな浅はかな想いなど
到底及ばない

深い深い「天の采配」がある
のだろうね。


私は、お義父さんの人生のほんの一部しか、
見ていないけれど。

生き急がない。
死に急がない。


ゆったりとたゆとう大河の流れの如く、

大河の先に広がるのは

さらに ゆったりと受けとめる大海。


そんな終盤、真っ只中の人です。

私は守られてきて、
今なお守られているなぁ~~(*^.^*)

波キラキラ虹流れ星




この記事の元となるインスピレーションを頂いたのは、

いかりんのトコのお嬢さんの
るる先生より

   アップ回復して良かったねキラキラドキドキ



最後まで、ありがとう~。








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4年前の夏の一コマ。



元 教師のせいか、
孫のしつけには厳しく でも、、、

「大きな力」で育むことが、

私たち親も楽にしてくれて

良い環境
を生んでいた。