緊急事態に予断を許さない、「にいがた」から発信しています。
教育コンサルタント、小田あゆみです。
明日三条市で開催予定だった
東北石巻チャリティーイベントは、新潟・福島大雨災害のため中止となりました。
新潟県全域、今日夕方までの降雨・土砂災害・河川の氾濫に気をぬけない状況です。
私の住む新潟市秋葉区も、今朝未明より、全域にわたり避難勧告が発令されています。（とは言え、ごく近所では道路の冠水無し、降雨なし、薄日がさす天候です）
気はぬけていませんが、力は抜いています。
心配してくださっている方々、ありがとうございます。
２８日からの集中豪雨と河川の氾濫、アパートの足元まで迫ってきた冠水。
仲間、知り合いの住む地域に発令された、非難勧告。
降り止まぬ雨、鳴り止まぬ雷。
そして、居住地域に発令された非難勧告。
気を付けろ、逃げろ！ったって、川に挟まれた水田地帯。
川を越えるための橋が通行止め。（増水で危険！）
川沿いの土手で安全な市街地に向かうか？
遠くに逃げてる最中の方が危険じゃないの？
近くの公民館（第１避難所）より、学校など高い建物（指定避難所）に逃げよう
そんなことを考えました。 結局幸いにも、逃げる必要はないですけどね。
自然の猛威の前には、いつも無力を感じます。
だって、土嚢を積んだりするくらいで、
雨を降り止ませたり、積乱雲を追い払ったり、河川増水を食い止めること
できませんもの、、、、、、、。
新潟を流れる「阿賀野川」は、源流が福島県からきています。
近所で増水する川を目にして、一昨日の夜、ふと恐怖におそわれました。
「福島」、、、、、かあ、、、、、
ここに大量に流れ込んでいる河川の水は、上流の雨水。。。
福島県にも同じくこれだけの、雨が降っている。。。。
水素爆発で屋根が吹き飛んだ、、あの、原発建屋、、、大丈夫か？
なでしこジャパンの神風の際、福島を避けるように進路を変えた台風、
あの時は胸をなでおろしたけれど。
今は、直下で降ってんジャン！
ジャブジャブにあふれる様
を妄想した私。
口に出た言葉は、なんと
「ごめんなさい。」でした。
「ごめんなさい」
「お許しください」 今まで私たちが犯して来た事。
無知で無関心のまま、放置してきてごめんなさい、許してください。
己の便利さ、豊かさばかり享受して、与えることを軽んじてきた。
暑さ、日照りに舌打ちをするばかりで、恵みの方を見ていなかった。
「ありがとうございます」
「感謝しています」 一体どれほどのものを、恵まれて育んでもらったか。
頂いている時は当たり前。 電気も、お日様のエネルギーも。
適度に潤してくれていた時は、感謝もせず当たり前。
大量に降ると、感謝どころか恨み節。
第１次産業を離れ、自然との調和から生活が遠くなり、「ありがたいもの」と
する意識が薄れたことに、私は気付いていなかった。
「愛しています」 私はあなた、あなたは私。全てを受け容れます。
大雨を嫌うことは、水を嫌うこと。
水を疎ましく思うことは、自分の全細胞の７０％を否定すること。
自分を否定することは、自分を攻撃し調和を乱すこと。
自分の内の調和が崩れると、外の世界に反映し、不安定な現実が還って来る。
だから、
大雨に対する不安な気持ちも含めて、雨も水も自分も、受け容れます。
いい悪いはなく丸ごと、愛しています。
「ごめんなさい」
「お許しください」
「ありがとうございます」
「感謝しています」
「愛しています」
今まで口にする事はあった、この言葉たち。
初めて、心からの言葉として口をついて出てきました。
ホントに、私ってば無知無関心でいいかげんに生きてきたな～。
人類にも自然にも、そして地球にも「いい加減」で生きないと。
世界中で、自然のリズムが狂い、痛いしっぺ返しとなって還ってきています。
それでもまだ、あなたにとっては「他人事」ですか？
自分の大切なものを失ってから目覚めるのもアリですが、
どうせなら、失う前に「我が事」とし、畏敬と感謝に目覚めるのもアリかもしれません。
お許しください。
感謝しています。
愛しています。
いつも、ありがとうございます。
