そんな訳で知らないうちにサルコカウロン属がモンソニア属に統合されちゃったらしいよ?

なんて事を某ソーシャルネットワークサービス上で言い始めてみたが為に

マニヤな方々からソース出せやゴルァ的な流れになってしまったみたいだけど

うちにあるソースはこれだけです!!!

 

もうこれ以上はどう頑張っても何も出せないので今日のところはこの辺でご勘弁を・・・

 

 

 

って、これで終わってしまっても良かったんだけど

全く何もしらない初心者が初心者なりに調べてみた結果などをまとめてみると

そもそもサルコカウロンとは何ぞ ってところから始めると 肉厚な茎と言った意味のラテン語?

元々はかの偉大なる分類学者のリンネさんが提唱したモンソニア属の分類だったものに

スイスの植物学者のAugustin Pyrame de Candolleさんが1824年にサルコカウロンをセクションのひとつとして分類したらしいよ。まあ生まれるより遥か以前の事だからよく知らないけどね~

で、その2年後にはそのセクションを属レベルに引き上げちゃってその後はまあ他の人が論文だのなんだの出したり研究したりして属としての確固たる地位を築いたんだとかって事になってるけど

サルコカウロン属はモンソニアと密接に関連して

でもモンソニアとは同義ではなく姉妹属って感じのグレーゾーン的な扱いっぽかったみたいだけど。。。

 

まあそんなあやふやな定義に一石投じるが如く現れたのがF. Albersさん!

1996年に(極最近の事みたいだね、まあそれでも生まれる前の事なので良く知らないけど

分子生物学的研究とかしてサルコカウロンとモンソニアってDNA的に一緒だよって言いだしたらしいんだけど、形態とか生態系とか違うじゃんって最初は結構反発とかもあったみたい。

まあそうだよねサルコカウロン14種は木本および多肉茎で生息地はアフリカ南部の砂漠や半砂漠地帯にその殆どが限定されているのに対し、モンソニア属5種は草本の茎アフリカ大陸の南からアラビア半島インド辺りまで広範囲に生えてて素人目に見てもこれ同じ属にしちゃって良いの?って思わざるを得ないような違いだしね(^_^;)

でもその後も色々と研究されて重要な類似点が明らかになったって事でサルコカウロン属はモンソニア属に吸収される事になったんだってさ~

その重要な類似点なんだけど、、、

難しい化学式的な文字とかの羅列で理解不能だったから割愛の方向で(一番肝心なところを潔く端折る勇気

 

そんなこんなで全くもって全然論争に対する明確な答えが出せぬまま終わるのはあれなので

せめても、旧サルコカウロン属4セッション14種だけでも載せておこうかと

 

Section Sarcocaulon

Sarcocaulon spinosum L’Héritier (RSA: Namaqualand)

Sarcocaulon camdeboense Moffett (RSA: Great Karoo)

Sarcocaulon vanderietiae L. Bolus (RSA: Eastern Cape, Great Fish River Valley)

Sarcocaulon salmoniflorum Moffett (Namibia, Kalahari, RSA: Great Karoo, Tanqua Karoo, Richtersveld)

Sarcocaulon patersonii De Candolle (RSA: coastal zone of Richtersveld, Namibia: from Rosh Pinah to Luderitz)

 

Section Crenatum

Sarcocaulon crassicaule Rehm (RSA: Great Karoo, Tanqua Karoo, Namaqualand, Bushmanland, Namibia: southwest)

Sarcocaulon ciliatum Moffett ( Namaqualand Nord)

Sarcocaulon flavescens Rehm (the North and South of the mouth of the river Orange)

 

Section Denticulatum

Sarcocaulon marlothii Engler (Namibia: quotes(esteems) the West)

Sarcocaulon mossamedense Welwitsch ex Oliver (Angola: Mossâmedes, Namibia: from Henties Bay to Hoanib River)

Sarcocaulon inerme Rehm (Namibia: from Rosh Pinah to Witputz)

 

 

Section Multifidum

Sarcocaulon herrei L. Bolus (RSA: Southeast Richtersveld)

Sarcocaulon multifidum E. Meyer ex R. Knuth (RSA and Namibia: Orangemund)

Sarcocaulon peniculinum Moffett (Namibia: South of Rosh)