信じてもらえないと思うけど | つよくやさしくうつくしく

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実家に帰って、その辺を車でうろうろすると・・

通ってた幼稚園から高校まで見ることになるから、いろんな事を想い出す。


そんな想い出のひとつ。


信じて貰えないと思うけど。。



中学生の時、授業中にふと窓の外を見たら・・

大友康平が歩いてたの。ひとりで。

しかも例の派手なジャケット着て。



嘘っぽいでしょ?

でもほんとだよ~



中学のすぐ前にホールがあって、そこでライブがあったからなんだけど。

さすがに中学生は盛り上がり、

男の子が「大友~!!」とか叫んだら、

大友さん拳で応えてくれて!!



中学生も拳を掲げて歌ったよ、フォルテシモ。

そりゃ歌うよね、フォルテシモ。



【フォルテシモ】




お前の涙も 俺を止められない



私って中学生の時、色んなライブ?やってるな~

BUCK-TICKもやったしね!




自分で書いといてなんだけど、この記事自分でも大笑いなので改めて貼りますべーっだ!

サゲサゲ↓


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あれは中学卒業を間近に控えた、とある冬の日でした。


各クラスで行われたお別れ会。

クラスをいくつかのグループに分けて、

それぞれ出し物を披露する事になりました。



普段は全くクラスに馴染めてなかった私ですが・・・

そういう事になると仕切りたくなる。


女の子5人グループの一人となった私は、

「BUCK-TICK」やろう!と即決定。



ところでBUCK-TICKってご存知?

同年代の方は知ってると思うけど・・・

当時流行ったビジュアル系パンクバンドで、

私はライブに行く程ハマっていたのです。




さてさて、「BUCK-TICK」やろうったって、

コピーバンドじゃないよ。

誰も楽器なんて弾けないし。

第一、普通にコピーバンドしても『笑い』がないもんね。『笑い』が。




どこの中学だと思ってる?大阪よ!大阪!

ダウンタウンの『4時ですよーだ』という番組が大ブレイクしていた、

大阪お笑い黄金時代。

「今笑わせないでいつ笑わす?」みたいな。



という訳で、ダンボールをひきづりながら

うちの家に集まった女子中学生5人組。

お兄ちゃんの部屋からこっそりギターを持ち出し、

ダンボールをギターの形に切り取る。←バレたら殴られる。



ギターは糸5本、ベースは糸4本を貼り付けて・・・

リアリズムを追求。



私はもちろんベース担当。

だってベースの今井くんのファンだったんだもん。
↑この今井くん、後に薬で捕まった。



ドラム担当の子は大掛かりにドラムセットまで作り、やっと完成。




服はどうしよう?


最初は「黒でまとめよう」って事だったんだけど、

そこで抑えれないのが私。

気付いたら巨大トラの足スリッパ履いてたり、

しっぽついてたり。。。




そして肝心なヘアメイク。

「一回でスプレーを一本使い切ります」という

BUCK-TICKメンバーの言葉を受けて、

一人一本のハードスプレーを準備。



メイク用には・・・各種マジックを。

こうして準備万端整い、いざ本番の日を迎えたのでしたー。





さて当日。

本番前にトイレにて着替えとヘアメイク。

ハードスプレーを一本使っても、

髪をピンピン立たせる事は不可能だと知った15の冬。



いくらスーパーハードったって、リーゼじゃ限界あり。

これじゃどう見てもドリフの爆発後だよ。←また古いな。



「こうなったらメイクも」ってl事で、

鼻から毛出しちゃったり、ぽっぺにうずまき書いちゃったり。

今井君はいつも頬に「BUCK-TICK」と書いてたから、

私は「3-6」と書いた。3年6組だったのよ、もちろん。



他の子たちも、狂ったように変な顔作りに没頭。

もはや「登場時のドッカーン」しか狙っていない私たち。




そして全ての準備が整い・・・

案内役の男子が呼びに来てギョッとする。

ふふ。ギョッとするがいいわ。。。



「教室に入った途端に曲を流すよう」彼によく言い聞かせ・・・

お笑いBUCK-TICK・ドリフ登場




どーっかーん!





曲スタート♪






曲名はモチロン、BUCK-TICK唯一のヒット曲


『Just One More Kiss』






大音量の中、口パクにダンボール楽器での

大迫力女子中学生完全生ライブ!




こぶしを振り上げるクラスメートたち。

あおる私。

口ぽっかーんの担任教師。(年配の男性。担当は社会。)




スピーカー代わりに置いたダンボール(芸が細かいでしょ?)

に足をかけ、気分はすっかり今井くん。今井君、布袋さんに憧れてたのね・・きっと。





ああ・・・まだクラスメートの名前、

全員は覚えてないけど・・・すごい一体感!!





そして夢の数分はあっという間に過ぎ去り。。。






じゃじゃん!!







と曲が終わった途端、なぜか我に返るクラスメートの皆さん。



さっきまでの盛り上がりが嘘のような静寂の中、

ぞろぞろと教室を出た私たちなのでした。











この話、実はかなり笑える後日談があるのですが・・・

それはまた今度という事で。



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後日談サゲサゲ↓



あの怒涛のライブから数日。

何事もなかったかのような教室の風景。



相変わらず、クラスには溶け込めない私。
↑あとちょっとで卒業ですが?



いつものように、机につっぷして熟睡体制に入る私に・・

忍び寄る人影ひとつ。




「こ・・・これ。」

手紙を差し出すのは、いつもおとなしいA君ではないですか!



その時まわりに誰かいたのか、

私が何と答えたのかは覚えてない。



ただその場ですぐ読む事はできず、

いろいろと想像を巡らしながら授業を受けたんだと思う。




以下↓私の穏やかではない心中。




そうかそうか。

A君たら・・・地味なくせにやるわね。←すごい失礼。



タイプなの?私がタイプなのね?

いやーまいった。

盲点でした。完璧に盲点でした。




A君・・・。

地味な感じだけど(まだ言うか?)ああいう男の子こそ、

将来大成しそうな気さえしてきた。



顔もよく見ると味あるし。

噛めば噛むほど・・・・むふふなのか?そうなのか?






そして授業が終わり、

トイレかどこかで(ハッキリとした記憶なし)

いそいそと手紙を開く私。




あーんドキドキ!




あらA君、字もなかなかに男らしいじゃない?
↑好きになりかけてる単純な私。





なになに?なんだって?



えーと・・・・





君は先日、皆が見ている大舞台ですごい事をしましたね。

気の小さい僕はとてもびっくりしました。

僕にはとてもできません。

君を尊敬します。

高校に行っても、そのままの君で頑張って下さい。

僕も頑張ります。
















Pardon?




That’s all?






・・・・・・・・・・・・・・・・





なに?このイヤーな気持ちは?

別にフラれた訳じゃないのに。

別にA君が好きだった訳じゃないのに。

このイイ男にスカされた様な、イヤーな気持ちは何なの?




A君・・・君の意図がわからないよ。

ただ、君がただの地味な男じゃないってわかった気がする。
(わかりたくもなかったけどね。)




A君・・・

もし君がものすごい確率でこれを読んでたら連絡ください。

同窓会で一緒にエアギターやりましょう。



できるでしょ?もうできるよね?


私?私はモチロンまだ全然・・・ヨ・ユ・ウCHU