経験20年の臨床心理士が教える

起業で行動できるマインドセット

 

自信構築の専門家

日高潤子です。

 

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こんばんは。

 

 

 

ターシャ・テューダーという

絵本作家のこと、

ご存知の方も多いと思います。

 

 

すでに亡くなられましたが

 

アメリカ、バーモント州の山奥で

広い庭にたくさんの花を植え

ヤギを飼い

 

食事は、ヤギの乳で

手作りしたバターやチーズや

庭でとれた野菜やくだもの、ハーブ。

 

布を織って、服に縫い

ローソクや化粧水も手作りし

 

昼は、自然の光のもとで絵をかき

夜は、暖炉のそばで縫物をする。

 

 

そんなナチュラル・ライフが

日本でもテレビで紹介され

大きな反響を呼びました。

 

 

ネットには

いろいろな動画もアップされています。

 

 

 

本もたくさん出ていて

私も大好きです。

 

 

今日は、その中の一冊

 

 

ターシャ・テューダーの言葉

思うとおりに歩めばいいのよ

メディア・ファクトリー

 

をご紹介しますね。

 

 

 

美しい写真が多く

文字は少なめ。

 

ちょっと写真集に近いような本です。

 

 

帯に引用されている

チューダーの言葉が、

いきなり素敵です。

 

 

 

いわく

 

自信のない子供だったのに、こんなに

大胆不敵な87歳になってしまったわ。

 

 

 

この本を読んで

私が感じたターシャという人は

 

本当に好きなことを

とことん楽しんだ人。

 

 

まわりに合わせたり

人の期待に応えようとしたりせず

 

自分の興味に忠実に

したがった人。

 

 

 

だから、

自信のない子どもから

大胆不敵な87歳になれたのかも?(笑)

 

 

 

 

 

-わたしは、ひとりの時間が好きです。

自分勝手だと思われてもいいの。

 

 

 

 

子ども時代も

親に勧められることに興味を示さず

 

庭仕事や牛の乳しぼりなど

自分が好きなことだけをしていたようです。

 

 

 

人形遊びが好きだったというチューダーは、

人形を手作りして、その洋服も手作りして。。。

 

そして、80歳をすぎても人形遊びをして

楽しんでいたのだそう。

 

 

 

 

そうやって彼女が楽しんで

生きたことが、

 

今、遠い日本で

彼女の本を見ている読者までも

幸せにしてくれています。


 

 

自分の好きなことに忠実でいるとは、

自分を大切にするということ。

 

その結果、まわりの人にも幸せが

伝わる。

 

素敵な循環ですね。

 

 


 

ターシャは、心の使い方も

よくわかっていたのだなと思います。

 

 

ほんとうの幸せは

物ではなく、心が充たされることだと

理解し、

自分の心が充たされることを

大切にしていた。

 

 

 

過去の失敗や過ちを思い出しても、

それらにとらわれてしまうのではなく

 

 

-そんな時は考えるのを急いでやめて、

スイレンの花を思い浮かべるの。

スイレンはいつも、沈んだ気持ちを明るくしてくれます。

 

 

 

と。。。

 

自分の心に何を思い浮かべるかを

しっかりコントロールしていたのですね。

 

 

 

 

わたしたちは、つい、

「つらいこと」が勝手に心に

押し寄せてくるかのように思いがちですが

 

 

実は、

「つらいこと」を心にとどめておきたいという

強い誘惑を持っています。

 

 

 

 

その誘惑に気づいていること、

そして、誘惑がきたら、きっぱりと

それを拒むこと。

 

 

これが

心の平和を保つ秘訣。

 

 

 

こんなことを

ターシャは理解していたのだなと

思います。

 

 

 

 

 

一生は短い。

思いきり楽しまなくちゃと言い、

 

実際に

 

-人生をバケーションのように

 

毎日、一刻一刻を楽しんだ

 

人生を楽しむ達人、ターシャ。

 

 

 

ついつい

「やるべきこと」にフォーカスして

時間に追われてしまいがちな

わたしにとって

 

彼女は、見事なお手本です。

 

 

 

 

この本には、他にもたくさんの

ターシャの言葉があって

 

 

どんなふうに

日常のささやかなことを楽しむか

そのコツが語られています。

 

 

 

幸せは心しだい、ということが

よくわかる本ですラブラブ