突然ですが、皆さん、お料理をしたことありますか?^^
お料理をするときは、お鍋の大きさと材料の量、
このバランスがポイントの一つですよね。
お鍋の大きさは、材料がらくに入る大きなものがいいですね。
もし、材料が多いのにお鍋が小さいと、かき混ぜるのも難しいし、
すぐに吹きこぼれてしまいます。
身体の感覚と身体の関係も、これと似ています。
身体の感覚は、料理の材料に
いろいろな感覚が起こる舞台である身体は、お鍋に
たとえることができます。
緊張から生じるさまざまな身体の感覚には、
たとえば心臓バクバク、手足ガクガク、頭がまっ白、口がカラカラ、
などなどがありますが・・・
十分に大きなお鍋というのは
心臓バクバクや口がカラカラという身体感覚が起こっても、
それに圧倒されず、変えずにいられて、
観察し続けることのできる身体のたとえです。
もし、身体に生じる感覚が
あまりにも強すぎる、不快すぎる、急激に起こりすぎると、
身体は(そして私たちは)圧倒されてしまいます。
緊張感に飲み込まれ、身体が何を感じているかに気づく余裕などなく、
自分が今どこにいて、手がどこに、足がどこにあるのかさえも
わからなくなってしまいます。
これは、お鍋の大きさに対して材料が多すぎて、
吹きこぼれてしまったようなものです。
私たちは、アガってしまうような場面で、
「緊張しないようにしよう」と思いがちですが、
実は、緊張によって生じる身体の感覚を受け止められる身体、
余裕のある身体を持つということも、とても役立つのです。
また長くなってしまいました。
明日で完結したいと思います(*^_^*)