10月16日、悪性であると告知されてから半年でした。
度々の胆管炎で立て続けに緊急入院した今月。抗がん剤治療が出来ずに1か月半。
悪化していかないか不安でしたが、嫌な予感は的中。
今日は家族と一緒に受診してくださいと言われて退院後の初受診でした。
何故だろう、何かあるのかなと嫌な予感がしていたら的中。
転移先の肺の腫瘍が大きくなり、肺の中のリンパも大きくなっているとのこと。
案内された部屋に入るといつにも増して真剣な主治医や看護師長さん、初対面の社会福祉士さんがいらっしゃいました。
恐る恐るあとどのくらいか尋ねると、早ければ年末年始と。
えっ、もうあと2ヶ月しかない。
ショックは大きかったですが、こんなに元気なのにと実感は全くわかず、涙も出ませんでした。
原発の胆管は悪化しておらず、でも肺は全体に点在しているため、手術するとしたらほぼ全部切除しなければいけない、それは転移が分かったときからそうでした。
今日は遺伝子検査の中間報告の状況も聞けました。私の遺伝子で出来ることは治験への参加。しかし、出来るのは私が住む長崎県から遠く離れた東京でのみ。最初は入院しての導入になるけど、期間は分からず、どの程度効果があるかも不明。
子どもたちと過ごせる時間が限られている、もしかしたら2ヶ月かもしれないと分かった今、ぜひ参加しますとは言えませんでした。
私に残された方法としては抗がん剤治療のみ。どの程度効果を発揮してくれるかんかりませんが、来週からまた抗がん剤治療を今までと同じ量でしてもらうことにしました。
衝撃的な10月の終わり。
どうかどうか少しでも効きますようにと願う夜です。