5月10日、母の日

母が前から欲しがっていた靴をプレゼントした。
決して高価じゃない。
普通な黒のパンプス。
今年、60歳を目前に、母親を亡くした。
これからいっぱいあれをしよう、ここに連れて行こう、こんな話を聞こうってしてたね。
けど突然だったもんね。
辛そうだったもんね。
だからかけてあげたんだもんね。
『もういいよぉ。逝きたかったら逝っていいよぉ。』って言葉。
そしたら本当に逝っちゃったもんね、ばあちゃん。
いっぱいいっぱい自分を責めてるみたいだけど、けどきっとばあちゃんはお母さんに感謝してると思うよ。
見守ってると思います。
お母さんがお葬式の最中、おっきな声でばあちゃんに呼びかけた。
『かぁちゃん



素敵でした。
お母さん。いつも素敵な姿を見せてくれてありがとう。
あなたの娘で幸せです。