熊猫、クータン
クータン旅支度、我々夫婦に「覚悟決めよ!」って
その小さな体で苦しみを一人で引き受けて、
口じゃあ何も語らず、きらきら綺麗なグリーンの瞳で
そう言ってる様で・・・
クータン元々、3兄弟の野良猫で、
他の2匹は小さい時に車に轢かれて、我々夫婦でお葬式、
一番、気の小さい怖がりのクータン
轢かれちゃイケナイと妻が付けた光る首輪付けて、
だけど、裏のおじさん後ろから蹴っ飛ばそうと、
さすがに俺と目が合ってやらなかったけど・・・
ゴルゴ13じゃないけど家で暮らすようになっても
後ろから近ずくと警戒する癖が直らず、
不憫に思ってたけど、体弱ってその癖とれたのが
なお、悲しい。
死なんて日常で、毎日誰か死んでるし
生きてる以上誰にでもやって来るんだから
必要以上に悲しむ必要なんてないさ!
親父が死んで、すこし後に家の猫のアポロが死んだ、
親父の死は冷静にそう納得したけど・・・
何故だろう?君たちが居た空間・時間は埋め合わせ出来ないんだ。
何となく煙草をやめた時の感覚に似てる・・・
丸2日ほとんど何も口にせず、歩くのも困難になった
ガリガリの背中を撫でて「俺もオマエモ宇宙の塵だよ」って
言ってみる。
イサヲ
