「じ、潤…
真っ暗で何も見えないよ…外してよ…」
目隠しをされ手首も縛られたニノは潤にこれを外してと
頼むけど、潤は外そうとしない。
「こんなのも悪くないでしょ?」
どこからか聞こえる潤の声、それにすぐさま反応するニノ。
「こんなのって…潤、外してよ!」
不安そうな声のニノに耳元で「ニノはこれでもイケるでしょ?」
と囁けば、ニノは敏感に反応して、肩を震わせる。
「潤…いじわるだよ…」
少し拗ねた言い方をしながらも、自分の身を潤のいる方へと動かした。
「ねぇ外してよ…ひゃあ」
耳をかじるだけでこんなに甲高い声が出る。
「やっぱ感じちゃうか」
「は、反則だよ今のはっ」
「その状態で俺に近づいて来るなんて危険だよ?」
顔が全体的に赤くなったニノはそっぽを向き、「変態っ」
と怒鳴った。
「ニノ…こっち向いて?」
優しく囁くとニノはゆっくりこっちを向いてくれた。
「…ハロウィン、忘れてない?」
「忘れてないよ…」
「チョコくれるって言ってたよね?頂戴」
「あげるよ…その前にこれ、外してくんない?」
「いいよ、目隠しだけね」
「いじわる…」
「で、チョコどれ?」
「僕…」
「ん?」
「僕…だから」
「ん?僕…だから?」
「だからっ僕…を食べてって言ってるの!」
「んフフ、まじで?。食べちゃっていいの?」
またそっぽを向きながら小さく頷いた。
「もしかしてそこにあるチョコをニノの体に垂らしちゃっていいの?」
「…うん、そのための…チョコだから…」
「そういうことね」
さっそくチョコを持ってきた潤はニノの着ているチェック柄の
ネルシャツのボタンを一つ一つ丁寧に外していった。
少しずつ露になっていくニノの身体。
潤は少しずつ露になっていくニノの身体に興奮していった。
ニノの身体は妙に色っぽい。それは男らしい色気でもなく、
女らしい色気でもない。30代の鍛えてない中肉中背の身体の
はずなのに潤はそんなニノの身体に惹かれていった。
「かけるよ?」
「う、うん」
最初はどこからかけるべきなのかわからないけど、
テキトーに上から下へとかけていった。
途中で何か気づいた潤。それはニノの声がしないということ。
普通こんなことされてたら、声なんて自然に漏れるはず…。
そこで、チラッとニノの顔を見てみると、必死で声を漏らさない
ように、いかにも我慢しているニノの顔が見えた。