東日本大震災の発生からひと月以上が経ち、東京電力福島第1原子力発電所にようやくロボットが投入され始めた。 どのロボットも、もともと原発災害向けに開発されたものではなく、果たしてどこまで実際に役立つのか現時点では分からない。しかし原発事故対応は長期戦であり、過去の原発災害の後には何年にもわたって複数のロボットが活躍したという歴史がある。歴史から学べることはないのか。この話ができる人物として、米カーネギー・メロン大学(CMU)のレッド・ウィッテイカー教授ほど、ふさわしい人はいないだろう。


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