渇望 | それでも君は呼吸を続けて

それでも君は呼吸を続けて

無我夢中で走り抜ける日々の徒然。


ずっとずっと糸が切れることを恐れていた

でも気付いた時には既に切れていた

切れていることに気が付かなかった


いや、きっと糸なんてなかったのかもしれない

あの時はあったかもしれないけど、今はもうない



オーディションの順位も大会の結果も

誰が好きとか嫌いとかも

酒もたばこもセックスも猫もラーメンも

世界観も伝えたいことも愛されも


全部どうでもよくなっちゃった



高校生だったから、あんなに夢中になれた


今は違う




悲しいことではない

少しさみしいけど



でも、それでいい。