「想像する」…イメージを助けるアロマ
想像したことを現実にしていくには整理することが大切です。
机の上や部屋の中が雑然としていては、探し物もなかなか見つからず時間ばかりを費やします。
自分の必要なものをすぐにつかむには、心の中を整理し、イメージをしていきましょう。
それらを手助けしてくれる精油をご紹介します。
心の中の整理整頓を促してくれるのはジュニパーやローズマリー
ジュニパーの香りはあなたの心に森のような豊かな広がりを作ります
ローズマリーの香りは体の中心部から眉間にかけてクリアな空気を送り込んでくれます
深呼吸を繰り返しながら、香りを体に取り入れてみましょう
こころが整理整頓できたら、自分の世界に入り込んでみましょう
あなたの世界に導いてくれるのは「サンダルウッド」 白檀です
自分の世界に浸りながら、こうありたい自分を思い描いてみましょう
その際のポイントは「自分なんて…」と思わないことです。
その思いはあなたのイメージとして刷り込まれてしまいますので
自分にとって一番いい状態だけをイメージしましょう。
それができたらもう大丈夫
きっと、そのとおりのあなたになれますよ
「想像する」…ムラサキシキブ
小さな紫の実を、しなやかな枝の所々につけ、
ひかえめに秋を彩ってくれているのは「ムラサキシキブ」
源氏物語の作者「紫式部」にちなんで名前がつけられています。
この植物と「紫式部」はどのような点が結びついたのでしょう?
まず、一番最初に気づくのは「紫」という色をもつ共通点
紫色は天然の染色が少ないことから希少な色で、高貴な色となりました。
また、平安時代は最も人々から愛された色といわれています。
才女といわれた「紫式部」は雲の上の存在ながらも、人々から愛されたことが分かります。
それと同じ要素を「ムラサキシキブ」が秘めているのでしょう。
手に触れることができる分、身近に感じますが、手に触れるとぱらぱらと小さな実をすぐに落としてしまいます。
しなやかながらも、その潔さが、また人の心を惹きつけるのかもしれません。
そうなるには、自分自身を見つめ、自分の考えを熟成させていくことです。
その中には、空想もあるし、現実離れしていることもあるかもしれません。
現実にとらわれない想像力が必要だと、ムラサキシキブは教えてくれているのです。
霜降
今日は「霜降」(そうこう)
朝夕はめっきり冷え込むようになり、そろそろ霜が降りる時期になりました。
植物にとっては、厳しい冬の始まりです。
私たちの目を楽しませてくれる紅葉も、植物の冬支度の一つ。
1日の温度差が激しいほど、色味が増すといわれていますが、植物にとっては過酷な温度差に違いありません。
人生も、自分にとってあたたかく、穏やかな日ばかりが続くとは限りません。
自分の心に霜がおり、凍てつきそうな日もあるでしょう。
その経験にとらわれて臆病になりすぎては、自分の限界を知ることができませんし、
凍てつく中に身を置き続けては、本来の自分を失くしてしまうでしょう。
自分の限界を知りながら、自分自身を管理していく責任感を持つことが、
人を魅了する姿へと変わっていくのです。
私たちもこれを合図に心身ともに冬支度を始めましょう。


